日本テレビの夏の風物詩とも言われる『24時間テレビ 愛は地球を救う』が、今年も8月27日と28日に放送される。
メインパーソナリティーはYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』の嵐・二宮和也(38)、KAT-TUN・中丸雄一(38)、Hey!Say!JUMP・山田涼介(29)、Sexy Zone・菊池風磨(27)が務める。
「毎年注目を集めるのがチャリティーランナーですよね。昨年は“復興への想いをつなぐ募金リレー”と称し、リレー形式で100キロ走るという形になり、メインパーソナリティーを務めたKing&Prince(キンプリ)の岸優太さん(26)が第一走者を務めました」(制作会社関係者)
2020年の番組では、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子氏(50)が走り、その距離に応じて募金額を増やしていく「募金ラン」を行った。また、2021年はリレー形式となり、キンプリの岸をはじめ、東京五輪卓球男女混合ダブルスの金メダリストの水谷隼氏(32)、トリノ五輪女子フィギュア金メダリストの荒川静香氏(40)らがバトンをつないだ。
「ですが、私有地内をリレー形式で走るというやり方に“そこまでしてマラソン企画をやる必要があるのか?”と疑問を呈する声も上がりました。ただ番組サイドとしては、“マラソン”という1本軸を通すコンテンツがないと盛り上がらない、というところがあるようですね」(前同)
2021年8月放送の『24時間テレビ』は、全枠の世帯平均世帯視聴率が12.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)で、これまでの全44回中、歴代29位という大惨敗を喫してしまった。
「メインパーソナリティーを務めたキンプリのお茶の間への浸透度がいま一つだったのでは、という指摘もありましたが、これまで通りのマラソン企画ができないというのも響いたはずです。
非常に難しい判断になるでしょうが、コロナ禍も落ち着きつつありますから、“1組のランナーが公道を長時間を走る”というこれまでのやり方に戻すことも含め、かなり慎重に検討が進められていると聞こえてきています」(同)