山下智久（３７）が主演を務めたドラマ『正直不動産』（ＮＨＫ総合）が、６月７日に最終回を迎えた。
同作は、口八丁で売り上げナンバーワンを誇ってきた不動産のやり手営業マンが、ある土地の“たたり”によってウソがつけなくなり、“正直さ”を武器に不動産業界で悪戦苦闘する姿が描かれた。
６月１４日２２時より、出演者や制作陣が再結集して作品を振り返る特別番組『正直不動産 感謝祭』が放送されることも決定。ドラマが好評を博したことがうかがえる。
山下は２０２０年１０月にジャニーズ事務所を退所して以降も、映画やドラマにコンスタントに出演。配信ドラマ『Ｄｒｏｐｓ ｏｆ Ｇｏｄ／神の雫（仮）』（Ｈｕｌｕ）や『恋に落ちた家』（Ｎｅｔｆｌｉｘ）などの作品も控えており、“辞めジャニ”の勝ち組とも言われる。
「２０１９年７月に公正取引委員会の調査がジャニーズ事務所に入って以降、ジャニーズサイドがテレビ局などに圧力をかけるようなことはありません。だからこそ、山下さんも以前と変わることなく活躍を続けられるというのもあるはずです。
ただ、ジャニーズ事務所といい関係を保ちつづけていたいテレビ局やレコード会社側が忖度することは、いまだにあります。あまりに露骨なものは最近はあまり見られませんが、そんな中にあって、最強の“忖度番組”、と芸能界で言われてるのが、テレビ朝日の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）なんです」（民放キー局関係者）
『ミュージックステーション（以下、Ｍステ）』といえば、タモリ（７６）がＭＣを務め、１９８６年のスタートから３６年以上にわたって続く歴史ある音楽番組。２０２１年１０月には「一司会者による生放送音楽番組の最長放送」としてギネス世界記録にも認定されている。
「他の音楽番組でもジャニーズの人気グループの出演が優先され、他事務所の男性アイドルグループは出られないというケースはたびたびあります。番組にジャニーズ以外の男性アイドルグループが出演するには、実績が必要とされてきました」（前同）
