「ここ最近、アナウンサーが別部署へ異動したり、フリーに転身するなどの動きが相次いで報じられていますが、TBSも例外ではなく、この7月付の人事で大きな動きがあるようです」
そう話すのは制作会社関係者。
フジテレビでは1月から50歳以上の早期退職希望者を募集した結果、アナウンス部長を務めた野島卓氏(55)、元アナウンサーの境鶴丸氏(58)、田代尚子氏(56)、佐藤里佳氏(55)、アナウンス室副部長を務めた福原直英氏(54)など、多くのアナウンサーが退社している。
「昨年7月には『ワイドナショー』や『さんまのお笑い向上委員会』(ともにフジテレビ系)などで活躍していた久代萌美アナ(32)が『ネットワーク局ネットワーク業務推進部』に異動したことも話題を呼びましたが、アナウンサーが別部署に異動する例が相次いでいます」(前同)
フジテレビでは2021年7月の人事で、久代アナを含む6人のアナウンサーが別部署に異動している。そしてその久代アナも今年3月いっぱいでフジテレビを退社している。
「TBSでも、この7月の人事ではベテランの斎藤哲也アナ(58)が『編成考査局』に、清水大輔アナ(59)が『総務局』に、岡村仁美アナ(39)は『報道局』に、水野真裕美アナ(38)は『人事労政局』へと、4人のアナウンサーが別部署に異動することが決まったそうです」(同)
斎藤アナといえば『はなまるマーケット』や『ひるおび!』といった番組で活躍。現在も『THE TIME,』のナレーションなどを担当している。清水アナは主にスポーツ中継などを担当し、現在はアナウンサーセンターアナウンス二部担当部長を務めている。
「岡村アナは2015年4月から報道局社会部記者兼務でしたが、完全に報道局に異動になるということですよね。また、今なにかと話題の『サンデーモーニング』のサブキャスターとして長らく関口宏さん(78)の“相棒”を務めた水野アナも現業とはかなり違った部署に異動することになるようです。
これだけアナウンサーの異動が相次いでいるのは各局、“アナウンサー余り”が深刻だという理由もあるようです」(同)