上野樹里「一切NGなし」のTBSドラマ『持続可能な恋ですか?』「予想外」の絶大支持でラストを迎えた「3つの理由」の画像
松重豊、磯村勇斗、上野樹里(画像は『持続可能な恋ですか?』公式ツイッターアカウント『@jizokoi_tbs 』より)

 6月21日に、上野樹里(36)主演のTBS火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?(じぞ恋)』がいよいよ最終回(第10話)を迎える。14日に放送された第9話は、世帯視聴率8.0%、個人4.4%と同時間帯では『報道ステーション』(テレビ朝日系)に次ぐ好成績となっており、注目が集まっているのが分かる。

「もともと、このドラマは戸田恵梨香さん(33)を主演に起用する予定だったといいます。

 しかし、戸田さんと永野芽郁さん(22)のW主演だった21年7月クールの『ハコヅメ~たたかう!交番女子!~』(日本テレビ系)の現場が、プロデューサーの経験不足でうまく回らず、戸田さんが事務所社長に泣きつくレベルに疲弊してしまい『じぞ恋』など予定していた作品を降板させたと昨年12月23日の『週刊文春』(文藝春秋)で報じられていました」(女性誌記者)

 主演女優の交代という重大事態がありながら、実際に放送がスタートすると松重豊(59)演じる父親と「親子でそれぞれ婚活をする」という設定の面白さ、ヨガインストラクターという設定ゆえのピッタリとした衣装で見せる同性でも見惚れるスタイルの良さ、上野、幼なじみの磯村勇斗(29)、シングルファーザーの田中圭(37)らの三角関係など多くの見どころから人気を確立。今シーズンの話題作となった。

《じぞ恋最終回がとうとうやってきた…ドラマにこんな気持ちになるのめちゃくちゃ久しぶりです》《どんなラストでもじぞ恋なら優しいラストでしょう!この1週間でどんな最終回でも受け止める覚悟は…できてないよー😇晴太さんハッピーエンドを超望んでる》《あしたのじぞ恋最終回。まずじぞ恋が終わっちゃうことに泣いちゃうわ。そして、ただひたすらに、杏花(上野)と晴太(田中)の幸せを願います。》

 と、最終回に向けた期待と寂しさの入り混じった声でツイッターはあふれている。

「あの枠を見ている女性層に、作品として思い切り刺さったと思われます。やっぱり脚本がよかったですよね。“ちょっと面倒なアラサー男女の話”という鉄板ながら芯を外さない丁寧な作りです。

 今年のドラマだとNHK連続テレビ小説ちむどんどん』が“第11週”から唐突にヒロイン・暢子(黒島結菜)と兄・賢秀(竜星涼/29)、母・優子(仲間由紀恵/42)に恋愛フラグが立ち、姉・良子(川口春奈/27)には、離婚の危機という本筋である“料理”から外れた部分でエピソードがいきなり4組も乱立する構成が不評なので、やはり細かな積み重ねって大事ですね」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3