大泉洋の源頼朝の退場目前!NHK大河『鎌倉殿の13人』キラ星キャストの中で「一番信頼されている俳優」の画像
『鎌倉殿の13人』HPより

 小栗旬(39)主演、三谷幸喜(60)脚本で注目を集めているNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』。物語も半分が過ぎ、多くの登場人物が退場していく中、いよいよ事実上のW主演ともいえる存在感を放っていた大泉洋(49)演じる源頼朝も、6月19日放送の第24回で「死が間近に迫っている」とナレーションで告知され、どんな最期を迎えるのか注目を集めている。

 そんな状況下で、逆に「最後まで生き延びて、視聴者にトラウマを残してくれるのでは」と期待されている登場人物がいるという。

梶原善さん(56)が演じる・善児(ぜんじ)です。これまで多くの登場人物を葬っていて、視聴者はおろか各メディアの記事でも“アサシン善児”と表記されるトラウマ製造機。史実の要素を組み合わせて作ったオリジナルキャラクターですが、歴史マニアは彼が発表された時点で“嫌な予感がする”と察していました」(歴史ライター=以下同)

 善児の出演が発表された際、NHKは同時に「善児と一緒に川遊びをいたしましょう」というセリフも紹介していた。善児は浅野和之(68)演じる伊東祐親の家人だったが、祐親の三女・八重(新垣結衣)に関しては、

「伊豆に流されていた頼朝と情を通じて、祐親が気づかぬうちに頼朝との間に千鶴御前(千鶴丸)という息子ももうけていた。娘と頼朝の仲を知り激怒した祐親は“源氏の流人を婿にして平家に咎められては大変なことだ”と、郎等を呼び寄せてまだ3歳だった千鶴丸を簀巻(すまき)にして川に投げ入れ、殺害した」

 というエピソードが『曽我物語』に描かれていたのだ。

「さすがに直接殺すシーンは映しませんでしたが、案の定『鎌倉殿』では、善児が第1話で“始末”していました。川に誘うまでは朗らかなおじちゃんみたいな顔だったのが、余計に怖さを引き立たせていましたね。

 その後も善児は数多くの大物を葬り続けていて、ツイッターでは手を下すとき《やっぱり善児が来た!》と盛り上がるまでに。前半の裏MVPという声も少なくありません」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4