木村拓哉(49)と綾瀬はるか(37)が6月21日、都内で行なわれた映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の企画発表会見に出席した。
2023年1月27日公開の同映画は東映70周年記念作品で、脚本は『コンフィデンスマンJP』シリーズや2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』などで知られる古沢良太氏(48)。監督は大ヒットを記録した『るろうに剣心』シリーズの大友啓史氏(56)が務める。
タイトルの「LEGEND」は木村が演じる織田信長、「BUTTERFLY」は綾瀬が演じる正室の濃姫を指すという。
東映の手塚治代表取締役社長は、総事業費20億円の同作について「稟議(りんぎ)の判をつくとき、少し手が震えました。“大丈夫か”と。いけます。“東映が本気である”ということです」とコメントしている。
「日本を代表する大スターの木村さんと綾瀬さんの久々の共演、しかも20億円の超大作ということで、東映もかなり気合いが入っていますよね。公開まで半年ありますが、“すごい作品になるのでは”と期待も高まっています。ただ一方で、映画業界では“大丈夫かな?”“冷静に見るとコケる要素もかなり……”という声もあるんです。
木村さんと綾瀬さんがそれぞれ直近で主演を務めた連ドラも、決して順調と言えるものではありませんでしたからね」(映画製作会社関係者)
木村の主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)は6月9日に最終回を迎え、平均視聴率は10.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。最終回は13.1%と盛り返したものの、第3話と第4話では9%台を記録。2桁を切るのは木村主演作では初めてということで、波紋を広げた。
また、6月20日に最終回を迎えた綾瀬主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)は全話の平均視聴率が9.1%と2桁に届かなかった。