まもなくやってくる夏。暑さで食欲が落ちるこの季節を乗り切るため、本誌がオススメしたいのが、手軽でおいしいコンビニの“冷やし麺”だ。
「ツルッとした喉ごしで、“涼”を感じられる冷やし麺は、今の季節にピッタリ。各社、新商品を続々と発表し、味はもちろん、大盛から小盛までサイズも多種多様。いろんな楽しみ方ができるのも魅力です」と、力説するのは、コンビニ外食研究家の浅野まみこ氏だ。そこで今回は、大手3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)の商品の中から、選りすぐりの、“激うま冷やし麺”を紹介しよう。
■夏の風物詩・冷し中華
まずは、セブンの『具材8種盛り 冷し中華』(561円)。“夏の風物詩”が、早くもコンビニ商品に登場した。
「錦糸卵やキュウリなどの定番の具に、大きな焼豚が2枚と、カニカマが加わった、高級感のある一品。総重量480グラムと、大ボリュームで食べ応えもあるので、冷やし中華ファンは、これを選べば間違いなしですね」(浅野氏=以下同)
人気の冷やし中華は3社ともに、さまざまな商品を展開している。スープの酸味が苦手だという人は、ファミマの『ごまだれ冷し中華』(498円)を試してほしい。
浅野氏いわく、「ごまだれのコクと中華麺が相性抜群。また違ったおいしさが楽しめます」とのこと。
一方で、そうめん派の人にオススメなのが、ファミマの『揖保乃糸 ぶっかけ手延べ素麺』(430円)だ。
「コシの強い、兵庫県のブランド麺『揖保乃糸』を使っています。麺ツユを絡めて一気にすすれば、爽快な喉ごしが楽しめるので、暑い日には、よりおいしさを感じられるでしょう」
洋風好きには、セブンの『魚介の冷製トマトパスタ』(626円)。あっさりとした冷製パスタに、トマトの爽やかな風味が絡む、非常にクセになる一品だ。
また、今やコンビニの定番になった、名店コラボ商品も忘れてはならない。ローソンからは、『麺屋武蔵監修 冷し汁なしにんにくら~麺』(599円)をチョイス。
「極太ちぢれ麺に、にんにく醤油スープを吸った揚げ玉が絡み、パンチのある味わい。かつ、千切り大根や水菜などの具が、サッパリとした後味を演出。味のクオリティが非常に高い、有名店コラボならではです」