6月26日放送回では大泉洋(49)演じる源頼朝が死亡し、大きく物語が動き出す気配を見せた小栗旬(39)主演NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。脚本を務める三谷幸喜(60)のインタビューが多数の媒体で報じられているが、そこで三谷が語った意外な「ラスボス候補」が話題を呼んでいる。
「ラスボス」といえば、今年2月17日に『鎌倉殿』公式ツイッターでは尾上松也(37)が演じる後鳥羽上皇について、
「今回の物語では後鳥羽上皇は義時に対しての最後のボス、『ラスボス』と言っても過言ではないと思っております」
とコメントしていたが、6月27日に公開された三谷のインタビューでは、違う人物の名前が出てきたのだ。
「主人公の北条義時(小栗)と従兄弟同士であり盟友でもある三浦義村を、三谷さんは“ラスボス”と評しているんです。義村は、三谷作品常連の山本耕史さん(45)が演じているだけに、期待したくなりますね」(専門誌記者)
三谷はインタビューで義村について《本当に不思議な人で、どの局面においても何を考えているのか分からない、その面白さを活かしたいなと思っています》と考えを明かし、
《僕の中では、主人公の友人で、味方か敵なのかよくわからないけど、ずっと一緒にいる人物という役柄のポジションがあって。案の定、第25話まで描いてきましたが、三浦義村は未だにどんな人物か分かっていない。
これは僕のアイディアですが、最後の最後に三浦義村は大博打を打とうと考えていて、もしかしたらラスボス的な意味合いで物語に関わってくるかもしれないです》
と話しているのだ。