竹内涼真(29)が主演を務める『六本木クラス』(テレビ朝日系)のスタートまで1週間と迫っている。
同作は、Netflixで配信され、日本でも社会現象になるほどのブームを巻き起こした韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイク。
竹内が演じるのは六本木の居酒屋「二代目みやべ」店長で、父子家庭で育った宮部新。人間関係に不器用で不愛想だが、真っすぐな性格の持ち主。そんな新が仲間たちと飲食店をオープンさせ、外食大手チェーンに立ち向かいながらも成功を目指す、というストーリーだ。
竹内のほか、新木優子(28)、平手友梨奈(21)、早乙女太一(30)、鈴鹿央士(22)、香川照之(56)、稲森いずみ(50)、緒形直人(54)、光石研(60)、中尾明慶(33)、さとうほなみ(32)、矢本悠馬(31)、近藤公園(43)、田中道子(32)といった豪華俳優陣が出演することが明らかになっている。
6月29日には都内で制作発表記者会見が行なわれ、竹内をはじめとする出演者が撮影の裏側などを語った。
木曜21時の「木曜ドラマ」枠の作品としては異例の13話で展開することからも、テレビ朝日の気合いの入り方がうかがえる。
ドラマ制作会社関係者は話す。
「冗談ではなく、テレ朝は『六本木クラス』に“社運”をかけているそうなんです。現在、各民放キー局はこれまでの世帯視聴率ではなく、13~49歳のコア視聴率を重視しています。しかし、テレ朝だけは独自路線を行っていて、あらためて、コアも世帯も狙っていきたいという方針になったといいます。
『六本木クラス』でも若い層のコア視聴率に加え、シニア層を含む世帯視聴率も取っていくつもりだという話ですね」
『六本木クラス』には若い層から高い人気を誇る竹内、平手、新木などが出演しているが、『半沢直樹』(TBS系)の大和田常務役で国民的注目を集めた香川の演技にも、大いに注目が集まっている。
『半沢直樹』といえば、大和田常務の土下座シーンが有名だが、本家の『梨泰院クラス』にも香川演じる長屋茂にあたるチャン・デヒ会長が土下座をするシーンがある。そのため、香川のドラマ出演が発表された際には「梨泰院クラスのリメイクなの? それとも最早半沢直樹リメイクなの??? 土下座案件発注なのかしら……」「土下座楽しみ」といった声がSNSには上がった。