29日、元KAT-TUNの田中聖容疑者(36)が千葉県柏市で覚せい剤を所持していた疑いで現行犯逮捕されていたことがわかった。執行猶予中の逮捕に衝撃が広がっている。
今年2月、名古屋市内のホテルで覚せい剤を所持していたとして、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、今月20日に執行猶予3年がついた有罪判決を受けていた田中容疑者。判決からわずか9日というタイミング、しかも、2017年5月の大麻取締法違反容疑による1度目の逮捕から数えると、今回で3度目の薬物逮捕となる。
「マスコミ各社がこの一報を伝えると、SNSには《またか…》という声が続出しました。中には《テレビ見てて一瞬録画してるの見てるのかなって錯覚したわ》《過去のニュースのことかと思ったら昨日の話で呆れた》というコメントもあり、世間の人々にとっては完全に既視感があるニュースということがわかります。一度薬物に手を染めると更生が難しく、再犯率も高いといわれていますが、残念ながら田中容疑者も例外ではなかったということでしょう」(マスコミ関係者)
逮捕のたびに紙面に躍る‟元KAT-TUN”という肩書に加え、現在、SixTONESメンバーとして活躍する現役ジャニーズ・田中樹(27)の‟実兄”という立場でもある田中容疑者。
「田中家は5人兄弟で次男が聖、四男が樹という家族構成となっており、家族仲がよいことで知られています。毎度名前が出てしまうKAT-TUNメンバーはもちろんですが、やはりグループとして正念場が続いている樹への影響が気がかりですね。
2020年1月に華々しくデビューを飾ったSixTONESですが、30日発表の『オリコン上半期ランキング2022 アーティスト別セールス部門トータルランキング』では同時デビューのSnow Manの後塵を拝しており、ライバル対決においてもなかなかトップに踊り出ることができていない状況です。
樹のソロ活動としては、体を張ったバラエティのほか、21年のテレビ東京系ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』で光る演技を見せたり、3月2日発売の女性誌『anan』(マガジンハウス)で色気たっぷりの初単独表紙を飾ったりと、多彩なフィールドに挑戦。デビュー以来、コロナ感染や兄の不祥事などさまざまなトラブルに見舞われてきましたが、自身の経験をグループに還元しようと前向きに頑張ってきた印象があります。しかし、ここにきて兄が再々逮捕。これは相当こたえるでしょうね……」(前出のマスコミ関係者)