NHK朝ドラ『ちむどんどん』、黒島結菜・ヒロイン暢子の「被害者」飯豊まりえが異例の「1人だけ勝ち組出演者」に!“フルボッコ”「嫌われドラマ」で際立つ「博多華丸も激押し」の“イイ女”は7月主演ドラマでさらなる飛躍への画像
飯豊まりえ、黒島結菜 ※画像はNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』公式ツイッターアカウント『@asadora_nhk』より

 黒島結菜(25)演じるヒロイン・暢子の超天然“傍若無人ぶり”や、ご都合主義的なストーリー展開などで炎上を繰り返しているNHK連続テレビ小説ちむどんどん』。7月1日放送の第60話では、竜星涼(29)演じる暢子らきょうだいの兄・賢秀がまたトラブルを引き起こした。

 最近になって片思いした女性の婚約を知って自暴自棄になり、暢子が務めるレストラン「アッラ・フォンターナ」でワインを大量に飲み、なんとその後、原田美枝子(63)演じる同レストランのオーナー・大城房子の部屋に入り込んで秘蔵のヴィンテージワインを飲みまくり酔いつぶれたのだ。暢子はオーナーに平謝りをしたものの、オーナーは「飲まなきゃやってられない」と言い、暢子と共に沖縄の伝統的な酒・古酒(くーす)を一緒に飲むことになる。

 古酒で酔っぱらった暢子は、オーナーと会話するうちに宮沢氷魚(28)演じる幼なじみの新聞記者・青柳和彦に対し抱えていたモヤモヤした思いが、「好き」という感情だったことにようやく気付く。だが、和彦には飯豊まりえ(25)演じる、大野愛という6年間交際して現在婚約中の相手がいるため、本来暢子の恋は道ならぬものなのだが……。

「毎週、破天荒な展開で一部の視聴者はドン引きしていますが、愛という婚約者がいる和彦を好きになってしまった暢子は、やはり2人の結婚に横やりを入れるおじゃま虫でしかない。ですが、和彦もどうやらマリッジブルーで、愛とそのまま結婚することに違和感がある様子で、幼なじみの暢子に気持ちが向いている……。愛は今のところ、暢子と和彦の被害者ですね」(テレビ誌編集者)

 朝ドラ後にすぐ放送される『あさイチ』で、MCを務める博多華丸・大吉博多華丸(52)は6月21日、和彦と愛のカップルについて「幸せになってほしいなって思っています」と愛にエールを送った。また、愛について「一番まともなことをおっしゃる」と人柄も絶賛。“激押し”ぶりを露わにしていた。

 華丸が押す愛については、朝ドラ視聴者からも「皆に優しくて爽やかで良い子だわ、愛さん」「愛さん元々そんなに結婚したいわけじゃないけど、ここで縁談が壊れたってなったらさすがに傷つくと思う」「愛ちゃんがステキすぎる故に暢子を応援したい要素がひとつもない」と、彼女を応援する声が多くSNSに寄せられている。

「華丸さんを始め視聴者は、断トツで飯豊さん演じる愛を応援している状況にあります。超鈍感な暢子、度のつくトラブルメーカーの兄・賢秀、優柔不断男・和彦など、応援できないどころか、嫌われてしまっているキャラクターが多いなか、愛は人の気持ちもよく分かった上で行動する常識人で、仕事もしっかりできて、かつファッショナブルで美しい“イイ女”。

“炎上キャラ”を演じている黒島さんや竜星さんに同情的な声はあるものの、“超嫌われドラマ”になってしまっている『ちむどんどん』にあって、愛を演じる飯豊さんだけ同ドラマのキャスト陣で唯一の“株爆上げ”、一人勝ち状態になっている感じです」(前同)

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