嵐の二宮和也(39)が7月3日放送のラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)で幼少期の記憶力について語り、ファンを中心に話題を呼んでいる。
この日の放送では、勉強が大好きで学校から帰ったら机に直行して3~4時間勉強しているという中学生リスナーからの「何時間も勉強していると疲れてきたり、やる気が失せたりします。そんなときは嵐やニノの曲を聴いてやる気を出しています。二宮さん、やる気がなくなったときにすることはありますか?」というメッセージを紹介。
二宮は「勉強好きなんですって。これ素晴らしいことだよね!」とリスナーを絶賛。
その後、「何だろう……何かすべてが無駄だったんですよね」と切り出すと「記憶力とかもそうだったんですけど。野球の選手名鑑とかあるじゃないですか? あれ全部言えたんですよ、俺。小っちゃい頃。それが歴史に向いてたらめちゃくちゃ覚えたんですよ」と振り返った。
番組スタッフが「野球選手も素晴らしいと思いますよ」とフォローするも、「いや、いま誰1人、野球選手として働いている人いないんですよ。俺が覚えたときの選手の名鑑で。今まったく覚えてないし。ちょっと惜しいんですよ、やっぱり。これがちょっとずつ学力に向いてたら、すごかったんだろうなぁと思います」と後悔の念をにじませた。
駅名を全部覚えることは実用性もあるとしたうえで「でも興味がないものは本当に興味がなくて……聞き流してたんですよ、ずっと昔から」とコメント。
一方で、興味のあることには注力していたとし、「その日の野球してるやつとか(=野球の試合)、大概覚えられてた。ピッチャーが何を投げたかとかっていうのを。それで(ボールの)壁当てとかしてたから。その覚えたのを全部壁当てでやって寝てたんで」と振り返り、「でも何にこれ役立つんだろうって思います。悔しかったろうなぁ……こんなに記憶力よかったのに歴史に向かなかった親の気持ち(笑)」と、当時の親の気持ちも推し量った。
リスナーからの「やる気がなくなったときにすることは?」という質問には「僕は基本的にやる気がなくならないんで、上げるためにすることってあんまりないっす。金かけることぐらいっすかね(笑)。大人になったら“こんなにここに投資したのに今さらやめられるか”っていう根性論でしかないですもんね」と冗談交じりに語って笑いを誘った。