テレビ朝日“3度目”の『タモリステーション』は世帯「半減」コアは1.7%の「視聴率大爆死」!“シニア受け”長嶋一茂・所ジョージ・タモリに「全乗り」の“異端テレビ局”の命運は?の画像
タモリ

「7月1日、3回目となる『タモリステーション』(テレビ朝日系)が放送されましたが、初回、2回目と比べると視聴率が急落してしまいました」(制作会社関係者)

 同番組は今年1月から不定期に放送されているタモリ(76)がMCを務める特番で、1月28日放送の第1回目は「〜二刀流 大谷翔平の軌跡〜」と題し、メジャーリーグでMVPに輝いた大谷翔平選手(27)の活躍を分析。

 3月18日放送の第2回は「〜欧州とロシアの挟間で ウクライナ戦争の真実〜」と題し、ロシアのウクライナ侵攻の“真実”をテーマに緊急生放送を敢行。2時間ほどの放送中、タモリがほぼ無言を貫いたことも話題を呼んだ。

 7月1日の第3回は「〜タモリ、カーリングを勉強する。〜」というテーマで、北京オリンピックの女子カーリングで日本史上初の銀メダルを獲得した「ロコ・ソラーレ」とともに、カーリングをさまざまな角度から深掘りした。

「初回の世帯視聴率は15.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、2回目は13.5%と非常にいい数字でした。ところが、3回目は世帯7.0%と半減。テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も1.7%という非常に低い数字となってしまいました。

 これまでタモリさんの存在感も含め、『タモリステーション』は大いに注目を集めました。ですが、この暑い時期にカーリングという題材がよくなかったのかもしれませんが、番組は数字的には“大爆死”してしまったわけです。

 ただ、今回の『タモリステーション』の結果は、コア視聴率だけではなく世帯視聴率も狙うというテレ朝の“独自路線”を象徴しているでしょうね」(前同)

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