永野芽郁(22)主演の火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)の第1話が7月5日に放送され、“おじさん新入社員”を演じる西島秀俊(51)に称賛の声が相次いだが、平均世帯視聴率は8.7%(ビデオリサーチ社調べ/関東地区)と、同枠としては寂しい数字のスタートとなってしまった。

 同ドラマは、貧しい家庭に育ったため満足な教育環境に身を置けず、学校になじめなかった過去をバネに、高卒から独学で勉強。教育系アプリを手掛ける会社「ドリームポニー」を起業した、若き女性CEO・成川佐奈(永野芽郁)が主人公。西島は26年勤めた銀行を辞め、転職活動をする小鳥智志を演じる。

 第1話は、5年前、大学に潜り込んで聞いた、羽田早智(広末涼子/41)の特別講義をきっかけに、佐奈は3年前に須崎功(杉野遥亮/26)、栗木次郎(前原滉/29)と起業。世界中の人々が利用できるサービスを目指していたが、最近、売上・技術ともに行き詰まり、焦っていた。

 そこで、現状を変えるため、即戦力となる人員を補充することになり、ネットで求人募集して面接をすることとなる。その面接にやってきたのが、場違いなスーツ姿の小鳥で、佐奈とふた回り近く年が離れ、プログラミングの経験もなく、即戦力とは言い難くて……という展開。

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