長澤まさみ「4年半ぶりドラマ主演」今秋フジ月10「新ドラマ」共演の眞栄田郷敦、ハリウッド実写版『聖闘士星矢』主演の新田真剣佑との「兄弟対決」と残酷格差の画像
眞栄田郷敦、長澤まさみ、鈴木亮平(画像は『エルピスー希望、あるいは災いー』公式サイトより)

 10月クールにフジテレビ系で放送されるカンテレ制作の“月10ドラマ”『エルピスー希望、あるいは災いー』長澤まさみ(35)が主演することが、7月26日に明らかとなった。また、同作には鈴木亮平(39)と眞栄田郷敦(22)が出演することも明らかとなっている。

《実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と、恵那に共鳴した仲間たち。犯人とされた男の死刑が確定した、10代女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く》

 という物語で、鈴木は報道局の先輩エース記者、眞栄田は長澤のコンビでうだつのあがらない若手ディレクターをそれぞれ演じるという。

「もっぱら“映画女優”になっていた長澤さんですが、18年の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)以来、実に4年半ぶりの連ドラ主演となります。鈴木さん共々安定した演技が期待できますが、注目すべきはやはり郷敦さんですよね。今年5月16日から6月30日の間、NHKの月~木曜日枠『夜ドラ』で放送した初主演ドラマ『カナカナ』が話題になったばかりですからね」(専門誌記者)

 郷敦は『カナカナ』で元ヤンキーながらも、心が読めてしまう女の子佳奈花(演:加藤柚凪)の父親になろうとする、好青年の主人公マサを演じる心温まる姿で人気を博していた。

■郷敦は「やりすぎと言われるぐらい一度やってみたいと思ってます」と意気込みを語る

 今回の『エルビス』で眞栄田が演じるキャラクターは《実は大きなトラウマを抱えている人物》とのことで、

《揺らぐことも多く、どんどん心情が変化していく様、人間臭さを表現できればと思ってます。普段はその役のベストを探ることが多いですが、今回拓朗を演じるにあたってはやりすぎと言われるぐらい一度やってみたいと思ってます。題材、役所、共演者の方々を含めてとにかく思いっきりぶつかっていきたいです。》

 とコメントしている。

 ちなみに郷敦は、『AERA』(朝日新聞出版)の5月23日号では《僕は出演作を自分で決めています》と明かしており、

《新しい自分、見たことのない表情や芝居を見せることを大切にしています。なので、演じたことのない役は全部やりたいというのが正直なところです。苦労する役はやったことがないですし、体験したことがないから刺激になる。面白いと思いますし、間違いなくやりがいがあり、成長できると思うんです。》

 とも話していた。それだけに“役者・眞栄田郷敦”の新境地開拓に期待が高まる。

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