「7月23日の『新しいカギ』(フジテレビ系)の視聴率が爆上がりし、あらためて新垣結衣さん(34)の存在感が高まっています」(制作会社関係者)
チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコといった人気若手芸人をレギュラーに迎え、2021年4月に金曜20時台でスタートしたバラエティ番組『新しいカギ』(公式サイト)。
同年10月には『オレたちひょうきん族』や『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』、『めちゃ×2イケてるッ!(めちゃイケ)』といった、伝説的なお笑い番組が放送されていた土曜20時台のフジテレビの看板「土8」枠に移動するなど、同局が最も注力しているお笑い番組でもある。
しかし、スタートから数字は振るっておらず、土曜夜に移動してからも世帯視聴率は4~5%ほどを推移。テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も、2%台をうろうろしていた。
「今春の時点で“今後、致命的に悪い数字が出たら番組の打ち切り”という話も出ていたほどです。そうして迎えた7月2日の2時間SPの数字が致命的に悪かったんです」(前同)
■“ガッキー効果”でコア視聴率横並びトップに
7月2日の放送は「VSお笑いパイセン大集結!新コント連発」と題し、カンニング竹山(51)、シソンヌの長谷川忍(43)、マヂカルラブリーの野田クリスタル(35)、指原莉乃(29)などが出演。
ここ最近の『新しいカギ』にはなにわ男子などの人気ジャニーズタレントが出演していたものの、基本に立ち返ってさまざまな世代の芸人が集結し、コント中心の放送となった。しかし、世帯視聴率は2.6%、コア視聴率は1.8%と、土曜のゴールデン番組としては目も当てられない結果に。
「ただ、7月23日の2時間SPも、世帯視聴率は5.6%とそれほど良くはなかったものの、コア視聴率は4.3%と爆上がりしたんです。同時間帯の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の3.9%よりも高い横並びトップのコア視聴率で、通常回から2ポイント以上も上昇。打ち切り危機の『新しいカギ』を救うような数字を記録したのですが、これが“ガッキー効果”だったと、もっぱらです」(同)