元たま・石川浩司&ホフディラン・ワタナベイビーによる奇跡の「たま」トリビュートライブ!「黄金のセットリスト」と熱狂現地リポートの画像
元「たま」のパーカッション担当・石川浩司(62)と熱狂的な「たま」ファンとして知られるホフディランのワタナベイビー 撮影:日刊大衆

 7月27日(水)、吉祥寺MANDA-LA2にて『「たま」という船に乗っていた』刊行記念トーク&ライブ「学校にまにあわない」が開催された。

「たま」は89年の「イカ天」出場を機に人気が爆発、ファーストシングル「さよなら人類/らんちう」はオリコン初登場1位、売り上げ60万枚を記録。

 メンバー4人全員が作詞・作曲・ボーカルを担当することから、「日本のビートルズ」と呼ばれる伝説的なバンドだ。

 今回トリビュートライブを開催したのは元「たま」のパーカッション担当・石川浩司(61)と熱狂的な「たま」ファンとして知られるホフディランのワタナベイビー。

 2003年、「たま」の解散が受け入れられず、「たま」のラストライブに泥酔し乱入した「事件」はファンの間では有名な話だ。

 それほどまでに「たま」への愛情が強いだけに、トリビュートライブの相手に石川がワタナベイビーを指名したのは納得だ。

 しかし4人で演奏していた曲を2人で演奏? 一体どうやって?

 2人の演奏を見届けるため、あの頃を思い出したい40代、最近「たま」を知って追体験したい20代など、年齢はバラバラだがガチの「たま」ファンが集結。

 ライブが始まると二人の呼吸はぴったりと合い、「たま」の名曲たちが鮮やかに蘇った。

 石川の曲は石川自身が歌い、知久寿焼、柳原幼一郎、滝本晃司の曲はワタナベイビーがボーカルを担当。

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