■『六本木クラス』のコア視聴率は主要キー局最下位

 現在、永野芽郁(22)が主演を務める『ユニコーンに乗って』(TBS系)に出演中の西島だが、すでに2023年1月クールにテレビ朝日のドラマで主演することが決まっているという。

「テレ朝では木曜20時の『木曜ミステリー枠』を廃止し、この10月からは火曜21時台にドラマ枠を新設。第1弾は沢口靖子さん(57)主演の『科捜研の女』を放送しますが、来年1月クールからは若者向けのドラマを放送する方針です」(前出の制作会社関係者)

 2023年1月クールの火曜21時枠では、吉高由里子(34)が主演を務め、北村匠海(24)と共演する『星降る夜に』がスタートすることが発表されている。

「同枠での西島さんの主演作も噂されていましたが、西島さんのドラマは木曜21時の『木曜ドラマ』枠で放送することが決まったようですね」(前同)

「木曜ドラマ」枠では現在、竹内涼真(29)が主演を務める『六本木クラス』が放送されているものの、初回の世帯視聴率は9.6%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と1桁台スタートとなり、7月28日の第4話も8.1%だった。

「テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も低く、7月21日放送回は1.9%とついに1%台に下落。同時間帯の主要キー局の番組では最下位という厳しいものでした。世界中でヒットし、社会現象を巻き起こした韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイクということで、放送前は話題を席巻しましたが、配信の数字は良いようですが、今のところ視聴率はボロボロといった状況です……」(同)

■西島&濱田が小説原作の刑事ドラマでバディに

『六本木クラス』終了後の10月クールには岡田将生(32)主演の『ザ・トラベルナース』が同枠で放送されることが発表されているが、その次が西島ということになるようだ。

「岡田さん、西島さんで『木曜ドラマ』を立て直すつもりなのではないでしょうか。テレ朝サイドは特に西島さんに期待を寄せているはずです。

 西島さんが主演を務めるのは小説が原作の刑事ドラマだという話ですね。エース刑事とはみ出し者の刑事というでこぼこコンビが織りなすバディもの。原作小説もシリーズで刊行されていますから、まさに『相棒』の次を担うに相応しい作品です。

 西島さんのバディをNHK連続テレビ小説カムカムエヴリバディ』の好演が話題を呼んだ濱田岳さん(34)が、ヒロインを『ちむどんどん』に出演中の上白石萌歌さん(22)が務めることになると見られています」(同)

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