杏も有村架純も…夏ドラマ「バディ作品」全滅気配のなか永野芽郁主演・TBS『ユニコーンに乗って』が「ダブル1位獲得」!“爆発予感”のワケは「見たことない」“バカにされる西島秀俊”と“毒女・広末涼子”!の画像
永野芽郁、西島秀俊、広末涼子

 2022年の夏ドラマには「男女バディ」作品が乱立している。だが、その視聴率は軒並み低調のようだ。

 月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)は公正取引委員会を舞台の作品で、(36)が演じる熱血女子の白熊楓と、坂口健太郎(31)演じる小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)がタッグを組んで、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まるというあらすじだ。

「現在、民放テレビ各局は、13歳から49歳までのコア層の視聴率を最重要視しています。『競争の番人』の7月25日放送の第3話の世帯視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)、コア視聴率は3.2%と、堅調ではあるんです。

 ただ、7月11日放送の初回は世帯視聴率が11.9%。それが7月18日放送の第2話で世帯視聴率8.9%に急落して以来、下降傾向が続いています。コア視聴率は3.2%をキープしていますが、視聴者が徐々に離れていっている感じで、非常に不穏な雰囲気。

 また、第1話から続く“地方のホテルが下請けに嫌がらせをする”という話が、3話の半ばを過ぎてから解決するという超スローな展開も、視聴者から“エピソードの引き延ばしがヒドい”という声が上がってしまう理由となっていますね」(制作会社関係者)

 金曜ドラマ『石子と羽男』(TBS系)も苦戦しているようだ。有村架純(29)が東大卒のパラリーガル(法律事務員)・石子こと石田硝子を演じ、中村倫也(35)演じる高卒で司法試験に1発合格した天才弁護士・羽男こと羽根岡佳男の2人が舞い込む依頼を解決するリーガルドラマなのだが……。

「石子と羽男の2人はお互い隠し事が多く、まだいまいち“バディ感”が薄いんです。助演の赤楚衛二(28)の活躍もまだで、第2話では有村演じる石子を笑わせようと、“股にお茶をこぼす=股にTea=マタニティ”というダジャレを披露し、かなり不評でしたね。視聴率も7月29日の世帯視聴率は6.9%、コア視聴率が2.8%でスタート以来、低水準の横ばい状態です」(前同)

 このように「男女バディもの」ドラマが軒並み苦戦する中で、唯一“爆発”の気配があるのが永野芽郁(22)主演、西島秀俊(51)と広末涼子(42)が助演を務める『ユニコーンに乗って』(TBS系)だという。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4