北村匠海、志尊淳…実写版『幽☆遊☆白書』に“猛バッシングの嵐”のなかネトフリ実写版『シティーハンター』製作決定!主演・冴羽は「筋肉カメレオン西郷隆盛俳優」“悲願のキャスティング”も大荒れ必至!!の画像
「劇場版シティーハンター」公式ツイッター@cityhuntermovieより

 多くのケースで炎上することになる「漫画の実写化」。最近では、23年12月から配信されるNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』のキャスト情報が、7月16日以降順次発表されている。

 主人公の浦飯幽助役を北村匠海(24)が務めるのを筆頭に、妖狐・蔵馬役を志尊淳(27)、飛影役を本郷奏多(31)、桑原和真役を上杉柊平(30)という豪華キャストなのだが、すでにネットでは「これじゃない感がエグい」と、大荒れとなっている。

「演じる側には相当なプレッシャーですよね……。そんな状況下で、『幽遊白書』と同じく黄金期の『週刊少年ジャンプ』(集英社)を代表する超人気漫画作品の実写化が水面下で動いています。すでに何度か実写化されていますが、今回のキャスティングは、なかなか期待できそうではありますね」(漫画ライター=以下同)

■何度も実写化された作品ではあるのだが…

 その作品とは、85~91年に連載されていた北条司の『シティーハンター』。新宿の街を舞台に、女好きながら超一流のスイーパー(始末屋)の冴羽リョウ(さえば・りょう/「けものへん」に「尞」)と、殉職した冴羽の相棒の妹でヒロインの槇村香(まきむらかおり)、敏腕刑事の冴子や同業者の“海坊主”らの活躍を描いたハードボイルドコメディ作品である。

「これまでも、原作とはほぼ別物ながら93年にジャッキー・チェン主演で香港映画、11年には韓国ドラマ化されています。また、19年にフランスで原作の大ファンであるフィリップ・ラショー監督・主演で実写化された『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は、舞台がフランスになっていながらも、あまりにも原作に忠実な映画化ぶりがファンからも高く評価されていました。21年に宝塚が舞台化したことはあります。

 ちなみに、01年~10年まで本作とパラレルワールド設定で連載されていた『エンジェル・ハート』は、15年に日本テレビがドラマ化していますが、ここでは上川隆也さん(57)が冴羽、相武紗季さん(37)が香を演じていて、こちらも高評価でした」

エンディングの「Get Wild」までの流れも完璧だったフランス版 TOHOシネマズ公式YouTubeチャンネルより

 このように実写化を重ねてきた『シティーハンター』シリーズ。15年当時の『女性自身』によれば、原作ファンの上川は作者の北条とバーで役作りについて熱く語り合ったり、体脂肪を10%以下に絞り込んだり、局側が原作のコメディな要素を封印しようとするも「冴羽リョウといえばもっこりです!監督に怒られたら止めますから、やらせてください!」と直談判したりと、原作への愛の強さで知られていたが、今回の『ネトフリ版シティーハンター』で冴羽を演じるのは、いったい誰なのか?

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