■写真集でしょこたん覚醒!

 そして、グッズを部屋に溜め込んでいるのだが、大量に買い込んでいるはずなのに、積んでいる箱の高さが変わらないので不思議に思ったと回顧。中川は「ウチのおばあちゃんがちょっとずつ中野ブロードウェイに売ってた。循環してたんですね。“売れるのよ~”とか言って」と、その理由を明かしてスタジオの爆笑を誘った。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「なかなかのマニアの方たちばかりで面白いけれど、中川翔子さんのエピソードが群を抜いてブッ飛んでるから、やっぱしょこたんだなぁとほほ笑みながら見ている」「推しが吐いた二酸化炭素を吸いに行く! 発想が面白すぎる! しょこたん流石や」などと大ウケだった。

 お笑い芸人や俳優、歌手、モデル、アスリートなど、さまざまなジャンルの有名人が集まる『さんま御殿』は、エピソードトークのバトルロワイヤル状態。そんな中でも安定のオタク話でさんまを翻弄し、しっかりスタジオを沸かせるのは、バラエティタレントとしてさすがの貫禄と言えるだろう。

 また、今年6月発売の写真集『ミラクルミライ』(講談社)で、ビキニや下着姿などの攻めたショットを披露して以来、中川は吹っ切れたように見える。インタビューでも、写真集の発売をSNSで発表した際、ファンから寄せられたコメントをきっかけに、自虐封印を意識するようになったと明かしていた。ここのところの活躍は、なにごとにも前向きに取り組めるようになった結果なのだろう。

 オタクキャラがしっかり確立されているうえに、中川にしか語れないエピソードトークのネタは豊富。さらに、場の空気も読めるとなれば、37歳にしての再ブレイクも納得だ。覚醒しょこたんが、バラエティ界を席巻するかもしれない。

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