King & Princeの永瀬廉(23)主演の『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)は、名だたる戦国武将のクローンが15歳の高校生になって名門不良高校に集結し、学園の天下統一を目指して争い合うドラマだ。3話は、多数のクラスメイトを味方につけた明智光秀(萩原利久/23)だったが、なりたい自分になるための決断が、結果的に裏切り行為になってしまった。
■明智光秀のイメージに反する人柄の良さ
明智光秀といえば『本能寺の変』『三日天下』といったワードがすぐに思い浮かぶように、主君である織田信長を本能寺で討ち、天下を奪った人物として有名な戦国武将だ。しかし、時は2122年、クローンとして生きる明智は15歳の高校生であり、名だたる戦国武将クローンが集結したクラスの一員となっていた。
その明智に徳川家康(小澤征悦/48)から旗印が出される。「24時間以内に明智光秀を倒す」という衝撃な内容に、クラスメイトは動揺した。大方の予想は家康の勝利だったが、明智はクラスメイトひとりひとりに丁寧にあいさつまわりをして、味方になってくれる約束を勝ち取っていた。
そして、織田信長(永瀬廉/23)にも力を貸してほしいと申し出る。理由を聞かれ、家康の暴走を止めて学校の平和を願うためだと説明したが、信長の答えはノーだった。ただし、友人としてそばにいてもいいと言われたときのうれしそうな表情に、裏があるとは思えない純粋さがあった。