中村倫也か赤楚衛二か選べない!『石子と羽男』まさかの恋愛パート急増でファン紛糾も、満足度トップ&TVer堅調で「夏ドラマ唯一の勝ち組」に!!の画像
中村倫也

 いよいよ後半戦に入った夏ドラマ。視聴率は軒並み低調、目立った話題作がないといわれる今クールの中で、最終回に向けて伸びしろを感じさせるのが、TBS系金10ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』だ。

 同作は有村架純(29)と中村倫也(35)がダブル主演するリーガルエンターテイメント。東大法学部を首席で卒業したものの、司法試験に4回落ちている崖っぷちのパラリーガル、“石子”こと石田硝子(有村)と、高卒で司法試験に1発合格し、型破りな弁護士に憧れる“羽男”こと羽根岡佳男(中村)が、バディとしての絆を深めながら身近なトラブル解決に挑んでいく1話完結型のストーリーとなっている。

「世帯平均視聴率は初回から3話まで6.8%~6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と堅調な数字をキープしており、4話は8.4%と大幅に数字を上げました。さらに5話は7.4%、6話は7.5%と、裏番組で金曜ロードショーのラピュタ、トトロといった強力な‟ジブリ砲”が重なっていたにもかかわらず、初回よりも高い数字を出しています。

 さらに、オリコンのドラマ満足度ランキングは第1話から4話まで4週連続で1位を獲得。配信サイト『TVer』の再生ランキングでも継続的に上位をキープしているほか、お気に入り登録数も73.5万(8月23日時点)と、TBS火10の『ユニコーンに乗って』やテレ朝の話題作『六本木クラス』を抜いて今期ドラマの中でトップに躍り出ています。

 同じ枠で『アンナチュラル』『MIU404』『最愛』をヒットさせてきた新井順子(プロデューサー)×塚原あゆ子(監督・演出)コンビが手がけるということもあって、もともとドラマファンの期待値が高かった作品ですので、序盤こそロケットスタートとはいきませんでしたが、回を重ねるごとにじわりじわりと評価を上げてきているようです」(制作会社関係者)

 二転三転するテンポのよい脚本、レギュラーからゲストに至るまで全キャストの好演はもちろんのこと、ここにきて色濃くなってきた“石子”をめぐる恋愛模様にも注目が集まっている(以下、一部ネタバレあり)。

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