8月26日、WEBサイト『週刊女性PRIME』が、毎週月曜日から金曜日までフジテレビ系でお昼に放送されている情報バラエティ番組『ポップUP!』(フジテレビ系、11:45~14:45)の「年内での打ち切りが決定したという」と報じ、大きな話題となった。
『ポップUP!』は今春、4月4日に始まったばかり。フジテレビは同サイトの取材に対し、「改編に関してはお答えしておりません」と答えているが、その後、『文春オンライン』も「年内打ち切りで調整している」と報じ、8月27日早朝の『スポニチアネックス』でも年内打ち切りと報じられた。
フジテレビで働く制作会社関係者は言う。
「『ポップUP!』の打ち切りは“決定”で間違いありません。報道に出ている通り、年内での終了で調整されているようですが、次の番組のことも含めて、調整がつかなかった場合は3月末まで続く可能性もゼロではないと聞いていますね。ただ、フジテレビ上層部の意向は“とにかく早く終わらせたい”というところ。強引にでも年内で終わらせるのではないでしょうか。
打ち切りの理由はさまざまありますが、一番はやはり、キー局の番組では考えられない、そして、かつて“視聴率三冠”をずっと取り続けていたフジテレビの番組とは思えない、超のつく低視聴率ですね」
4月の番組開始以来、視聴率の深刻低迷にあえいできた『ポップUP!』。直近でもその世帯視聴率は1%台。個人視聴率は0%台というにわかには信じがたい低数字を叩き出し続けてきたのだ。
「番組がこなれてきて、視聴者も徐々につき始めれば少しずつ上がるのかなと思っていましたが、夏に突入しても微動だにせず数字は1%台。お昼のニュース番組『FNN Live News days』まで見て、チャンネルを他局に変える人が多数のようです。
そんな誰も見ていない番組を、フジの上層部、特に今年6月に社長に就任した港浩一さん(70)がとにかく早くやめさせたかったようです。『ポップUP!』の超低視聴率の体たらくはその後の番組、夕方のニュース、夜のバラエティ番組、ドラマにも影響を及ぼしていると考えられていました。同番組を放送するのは、人体にたとえると出血が止まらないような状態。次をどうするかなども置いておいて、“とにかく出血を止めろ!”という感じで、番組スタートから半年も経たずに打ち切りが決まったということのようです」(前出の制作会社関係者)