パチンコ&スロット9月は「激サブ注意」も、入れ替えた新台で回収が常套!【ギャンブルライター・浜田正則コラム】の画像
(イラスト/玉三郎)

 今年の夏、ホールは7月から盆前までかけて、たーんと甘クギのパチンコや、高設定のパチスロで還元をバラ撒いていましたが、いざホールの書き入れ時であるお盆連休に入ると……。台風8号が日本列島上陸、低気圧の停滞で豪雨が続くなど、天候の災難も相まって、ホールは散々な結果でした。しかも、関係者の前評判がすこぶる上々だった『Pスーパー海物語 IN 沖縄5 夜桜超旋風』が誤算で、店全体の呼び水とはいきませんでした。人気シリーズであり、なおかつ前評判の高かった台でも、こう言うことはたびたび起こります。けっこうなダメージを食らったホールも多かったようです。

 そんな8月の要素を踏まえてしまうと、ただでさえ例年シメ傾向がある9月は、今年においては期待などできっこない激サブ状況と言えますね。

■充実してきた6・5号機でスロシマが盛り返すか?

 そんな中、救いはパチスロ6・5号機の台頭です。登場直後の6号機は、獲得枚数を思いっきり少なくさせられたノーマルA機、爆発力をもがれたAT機という「完全に終わった」スペックでしたが、6・5号機のAT機は、旧来の「いくら投資をしてもメダルが増加し始めたところから2400枚出たら強制終了」だったのが、「増加し始めるまでに費やした分のコインとそれプラス2400枚でその有利区間は終了」の解釈と言う、“出玉”から“差枚数”に変わったことで、「十万勝ち、さらに万枚も見える」台になりました。

スロ離れが顕著だったところに、ようやくお客を呼び戻せる台ができたと言えます。

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