8月27日から28日にかけて放送された日本テレビの夏の風物詩『24時間テレビ45 愛は地球を救う』の番組終盤(28日19時~20時54分)の平均世帯視聴率が22.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高視聴率は20時46分の28.9%だったことが明らかになった。
瞬間最高視聴率は、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(31)が「24時間100キロマラソン」を笑顔で完走したのちに名曲『サライ』を出演者らとともに歌い始める場面だった。
「メインパーソナリティーを務めたのは『ジャにのちゃんねる』の嵐・二宮和也さん(39)、KAT-TUN・中丸雄一さん(38)、Hey!Say!JUMP・山田涼介さん(29)、Sexy Zone・菊池風磨さん(27)でしたが、4人も歌、トーク、パフォーマンスにと大活躍でしたよね。
昨年の番組全体の平均視聴率はこれまでの全44回中、歴代29位という惨憺たる結果でしたが、今年はそれと比べてもかなり良く、数字的には大成功といったところではないでしょうか」(制作会社関係者)
■放送直前に統一教会との“つながり”が明らかに
『24時間テレビ』を巡っては「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が8月26日までに、番組に教団の女性信者がボランティアとして7年間関わっていたことを公表。旧統一教会の公式サイトには、2014年放送の『24時間テレビ』のテロップで「七尾市/世界基督教統一神霊協会能登教会」と紹介された画像も添付された。
この発表受け、SNSには「旧統一教会とズブズブだった事がバレても、知らんぷりして、24時間テレビ、放送中止にしないんだ」「日テレはこれでも24時間テレビをやるの?」といった批判的な声も寄せられていた。
日本テレビは同日プレスリリースを発表。旧統一協会の指摘を受けたテロップについて「この画像は、弊社系列のテレビ金沢が2014年7月27日にローカルエリアで放送したものと、テレビ金沢から報告を受けています。24時間テレビの中で放送されたものではなく、全国放送はされていません」と真っ向から反論。
番組ボランティアの存在についても「一般的に、参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません」と説明した。