■杏と実母との“骨肉裁判”

 父の渡辺だけではない、杏は母のAさんともトラブルに発展した過去がある。

 2020年4月の『週刊新潮』(新潮社)が、杏の個人事務所の代表取締役である母のAさんが娘の杏を訴えたと報じた。

 訴訟が提起されたのは2017年のクリスマス。杏は2009年に節税目的で個人事務所を設立し、ギャラは彼女が所属している大手芸能事務所から個人事務所に入り、そこから“従業員”の杏に給与が支払われるという契約になっていたという。

 ところが2014年夏、杏は弁護士を立ててAさんに「個人事務所を退職して所属事務所と直に契約する」と通告。調停で杏は、母親が無断で会社のお金を自身の借金返済に充てている、と主張したとされる。

 しかし、2014年に起こされた調停は不調に終わり、2017年末、今度は母のAさんが訴訟に打って出たのだ。

 杏は裁判の中で、母親が“女性霊能者”に心酔しており、多額のコンサルタント料を支払っていたと主張すると、Aさんサイドは杏が霊能者に恋愛や結婚、不倫問題についても相談していたとそれぞれ主張。実の母娘の争いは“骨肉裁判”に発展してしまった。

「東出さんの離婚とほぼ同じタイミングで、3年間続いた裁判は和解という形で決着したそうです」(前出のワイドショー関係者)

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