■松岡昌宏と今年10年ぶりにドラマ共演を果たしたばかり

「松岡さんと山本さんの初共演作は、12年放送の『13歳のハローワーク』(テレビ朝日系)。同作は、松岡さん演じる2012年に生活安全課の刑事をしている鉄平が、バブル全盛期の1990年に飛ばされ、過去の自分を再教育して充実した人生を送らせようとする……という作品です。山本さんは当時14歳で、1990年の学習塾に通う生徒の1人でした。キャリア志向の強く“独立した女性”に憧れる子でしたが、吉田羊さんが演じた現代(12年)の姿は、家族のために毎日主婦業をする女性になっていました。

 ちなみに『13歳のハローワーク』は、タイトル通り13歳前後のキャラが多かったこともあり、杉咲花さん(24)、中川大志さん(24)、小野花梨さん(24)、高杉真宙さん(26)といった現在の売れっ子も多数出演していました」(前出の女性誌記者)

 その後、バラエティ番組で共演することはあれど、ドラマで共演することはなかった松岡と山本だが、今年4月に松岡主演の『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の第5シリーズで、シリーズごとに入れ替わる松岡の相棒の若手家政婦として10年ぶりの共演を果たした。松岡演じる三田園を「姐さん」と呼び慕っている、ヤンキー口調の本仮屋素子(通称:もとやん)という役だった。

《「お前は俺に似てる」といつも言われています。ふいに私が発する言葉に対して「そういうところが俺に似てるんだよ」、「同性の男にもいなかった、お前みたいな人間に今まで会ったことない」と。多分はっきりとものを言うところでしょうね。物怖じせずに話せるのがいいと褒めてくださるんですけど、私も10年前と比べると気を使うようになってしまったから「さすがに25歳になるので」という話をしました。》

《こういった取材の場だから松岡さんと呼んでいますが、普段はアニキ。連絡先の名前も“アニキ”で登録しています。親戚のお兄ちゃんみたいな感じなんですよね。》

 と、5月13日に『マイナビニュース』で語っており、現在も松岡に対しての強い恩義を感じているのが分かる。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5