SMAP、特別すぎる31回目の「9月9日」デビュー記念日!「前日悪天候予報シンクロ」で注目される「伝説のはじまりかた」と「6人のこれから」の画像
SMAP

 台風11号の影響で、9月2週は微妙な天候の日が続く。「9月9日」という特別な日の東京の天候も、7日時点で「曇り時々雨」となっている。

「9月9日は、SMAPが91年に『Can’t Stop!!―Loving―』でCDデビューしてから31周年となる記念日です。そのため、多くのSMAPファンや『タワーレコード』の公式ツイッターなども祝福ムード。前日9月8日もすっきりしない曇り時々雨の予報ですが、こうした悪天候も、SMAPファンにとっては“あの日を思い出す”“シンクロしてる”という人も少なくありません。

 SMAPの伝説は、悪天候から始まったんですよ」(専門誌記者=以下同)

 88年にJr.内ユニットとして結成され、満を持して91年9月9日にCDデビューが決まったSMAPは、その前日の9月8日に西武園ゆうえんちでデビューイベントを行った。しかし、その日は台風15号接近の影響でひどいどしゃ降り。デビュー曲『Can‘t Stop Loving』を歌うはずが、漏電で電源が切れて音が出なくなってしまい、マイクも音が飛び飛びになるというとんでもないトラブルが起きてしまった。

 しかし、グループ最年長の中居正広(50)と木村拓哉(49)がそれぞれ、

「今日……10年に一度の大きな台風が、この西武園に訪れてます。でもこの台風は!俺たちの幸運を呼んでいますと!雨なんかに負けねえぞーっ!」

「一緒にシャワー浴びようぜ! ……気を取り直して! マイクの調子も戻ったみたいだから、もう1回行くよ! OK、レッツゴー!」

 とMCで盛り上げて、会場に集まった1万5000人のファンをひとつにした、という伝説的な出来事があったのだ。

「その後のSMAPは、用意した1万5000枚のCDも完売する幸先のいいスタートを切ったものの当時“ジャニーズは取って当然”という風潮だったオリコン1位を逃してしまったこと、歌番組やアイドル文化の終焉と時期がかぶり、不遇だった時期を過ごしたことで知られています。それでも、こうしたMCは当時からスター性を感じられますね」

 そんなデビュー31周年当日、SMAPメンバーたちはどう過ごしているのか。

 ちなみに、昨年は「30周年」というキリのいい数字で、例年以上にファンが盛り上がり、元SMAPメンバーがCM出演している企業がSMAPにちなんだワードを忍ばせるなどして、大いに話題になった。

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