キスマイ・玉森裕太「芝居以上の完璧恋人感」!テレ朝『NICE FLIGHT!』でリアコを悶えさせ、10月ドラマ『祈りのカルテ』は「お節介だけど憎めない」医師で「優しさ積み立て」状態の画像
※画像はテレビ朝日『NICE FLIGHT!』公式サイトより

 玉森裕太(32)主演のドラマ『NICE FLIGHT!』(テレビ朝日系)は、愛嬌があって困った人がいると助けずにはいられない心優しい男性パイロットと、仕事は冷静沈着で高いスキルを持つが人づきあいが苦手な女性航空管制官のラブストーリーだ。

■リアルな大人の恋心に居心地の良さを感じる

 玉森裕太が演じているのは、航空会社に勤務する副操縦士(コーパイ)の倉田粋だ。粋は“ツイてるコーパイ”と呼ばれ、なにかとアクシデントが起きるのだが、どんなときも誠実に対応して困難を乗り越えてきた。

 ある日、フライトで悪天候に見舞われて機長と対応する中、管制塔から無線が入る。冷静で適格な管制のおかげもあって無事着陸に成功、声の主にお礼が言いたくて探し始めることから恋が始まるのだ。声の主は渋谷真夢(中村アン/34)なのだが、ふだんから落ち着いた声で話し、感情表現が苦手なこともあり愛想がないと思われてしまうタイプだ。

 この2人が、仕事仲間のツテと偶然が重なって出会い、お互いを少しづつ知りながらゆっくりと恋に発展していくのだが、30歳を越えて仕事をする社会人のふるまいとでも言うのだろうか。恋愛遍歴も、物事の考え方や価値観も、生活環境も全然違っていたり、相手のマイナス部分にも「自分にもいろいろあったし」と思えば妥協をする。自分にとって不都合な現実に、心に小さな傷を負いながらも、相手に寄り添っていくところが、絶妙で心地いいのだ。

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