菅田将暉が「人生変えた作品」と告白!赤楚衛二、佐藤健も…『仮面ライダー』が俳優にとって「スベリ知らず」である理由の画像
菅田将暉

 9月11日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に、俳優の菅田将暉(29)が出演。NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』での義経役の活躍も記憶に新しい菅田だが、彼の「原点」とも呼べる作品の運命的な出会いについて改めて語られた内容が話題を呼んでいる。

「菅田さんといえば、09年に歴代最年少の16歳で『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)で桐山漣さん(37)とのダブル主演で俳優デビューを果たしたことで有名ですが、これについて非常に“持ってるな!”と思わせるエピソードを語ったんです」(特撮ライダートシ=以下同)

 上京して間もないころ、菅田は当時のマネージャーとあいさつ回りをしていた。そして銀座でちょっと時間が空いてふと見たところ『東映』という社名が目に入ったため、顔を出すことに。

■菅田が『仮面ライダー』のオーディションを受けられたのは運命的な出会いだった

 すると、そこにたまたま「仮面ライダーのプロデューサーさんがいて、『今オーディションやっていて、明日来てくれたら参加できるよ』」と言われ、翌日オーディションを受けたらそのまま受かってしまった、のだという。

「飛び込み営業の延長線上で受かったようなものですか?」という林の問いかけに「本当にそうなんです。不思議なスタートでした」と、菅田はしみじみ語った。マネジャーとふと東映を訪れていなかったら、現在の菅田はいなかったかもしれないのだ。

「『W』はいわゆる『平成仮面ライダー』の中でも特に人気が高く、シリーズが転換期を迎えた作品として有名です。“探偵モノ”のフォーマットを取り入れているため、年間通した本筋を裏で進めつつも各回が事件編と解決編の2話完結で非常にわかりやすく、世界観についても仮面ライダーと怪人だけでなく舞台となる架空の街『風都(ふうと)』とその住人達が非常に深く作り込まれている。

 その人気ぶりから何度も客演したり、17年には当時の脚本家や怪人のデザイナーなどもそのままに正統続編の漫画作品『風都探偵』(小学館)もスタートしました。

 ちなみに、菅田さんが規格外すぎる売れ方をしたため、若干霞んではいますが、桐山さんも高く安定した演技力から、名バイプレイヤーとして人気を博しています」

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