NHK朝ドラ『ちむどんどん』、「愛の告白」竜星涼・賢秀も高速移動の「ちむどんワープ」が凄すぎる!千葉の養豚場へ「瞬間移動」、“現代でも3時間”「東京杉並区から横浜・鶴見沖縄タウン」を“超サクッ”往復…「どこでもドア?」「ルーラ?」「幼なじみ・智は3人いる」説も!!の画像
竜星涼 ※画像はNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』公式ツイッターアカウント『@asadora_nhk』より

 黒島結菜(25)主演のNHK連続テレビ小説ちむどんどん』の9月14日の放送回では、竜星涼(29)演じるヒロイン暢子らの兄・賢秀による佐津川愛美(34)演じる養豚場の娘・清恵への「愛の告白」シーンが描かれた。

「ダメ男をほしいままにしていた賢秀の真っ直ぐで熱い告白。これには、放送後、批判的な意見ばかりが並びがちなSNSでも、“感動した”“涙が止まらない”という声がたくさんありました。しかし同時に、賢秀の“瞬間移動の方が気になる”という指摘も出ていますね……」(テレビ誌編集者)

 黒島演じるヒロイン・暢子の、東京・杉並の沖縄料理店「ちむどんどん」の近くにあるスナックで働いている清恵。その店頭で賢秀は告白したのだが、その直後、彼の姿は千葉県の猪野養豚場にあった。

「告白の際、雨が降っていて賢秀もずぶ濡れになっていたんですが、養豚場で清恵の父・寛大(中原丈雄)と話す際の賢秀の服装は一緒で、服も濡れたままだったので、告白後にすぐに来たのは間違いない。

 猪野養豚場の所在地は明確にはなっていませんが、ロケ地は成田空港の近くのところだといいます。東京・杉並の『ちむどんどん』も場所は明らかにはなっていませんが、仮に杉並区の阿佐ヶ谷だとすれば、電車で最寄り駅まで約1時間20分はかかる。さらに駅から養豚場までも移動がありますからね。養豚場がもし千葉駅周辺だったとしても、阿佐ヶ谷からは1時間かかります。

 賢秀は杉並から養豚場にまさに“飛んだ”わけで、まだ服が濡れたままなんてどんな高速移動なんだ、といったツッコミが出ています」(前同)

 その前日、9月13日の第112話では賢秀が清恵を追う過程でのドタバタ劇が描かれた。

 賢秀と清恵は「ちむどんどん」の前で鉢合わせするが、清恵は逃亡し賢秀は痴漢の疑いで警察に連行されることに。その後、清恵は銀座にあるレストラン「アッラ・フォンターナ」へ行き、原田美枝子(63)演じるオーナーに、賢秀は猪野養豚にいることなど暢子への伝言を頼む。

 賢秀は清恵に逃げられた後、「ちむどんどん」で誕生日会を開いてもらい、翌日、清恵が務めるスナックがある杉並の「ちむどんどん」周辺で聞き込みを行なっていたのだが、その後の場面では横浜市鶴見の沖縄タウン内にある居酒屋「あまゆ」でうなだれていた。賢秀は片岡鶴太郎(67)演じる沖縄県人会会長・平良三郎から「うまく言えなかったら黙ってガバッと抱き締めろ、それで全部伝わる」とアドバイスをもらう。その後、杉並の歓楽街に舞い戻った賢秀は清恵を発見、何も言わずに彼女をバックハグをして終了となった。

「通常、ヒロインの家族の恋愛が描かれていたら、視聴者からはそちらの展開に意見が集中しそうなものですが、さすがというべきか『ちむどんどん』では一味違う。“ワープがひどい”といった指摘が続出してしまう結果となっています。

 清恵への告白回、清恵捜索回以外の話でも現実世界では考えづらい、ワープとしかいいようのない、登場人物の超サクッとした移動が多発しているんですよね……」(同)

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