NHK朝ドラ『ちむどんどん』にも登場!47都道府県「新米に合う」ご飯のお供NO.1選手権!【画像】日本全国「 ごはんのお供」東西リストの画像
『ちむどんどん』主演の黒島結菜

 実りの秋を迎え、白米のおいしい季節がやって来た。炊きたてごはんに、どんなおかずを合わせよう。そんなうれしい悩みを抱えている読者も多いのでは?

 そこで今回は、全国のご当地料理の中から、本誌編集部が有識者を集めて結成した「日本大衆メシ審議委員会(JTMC)」が、秋の新米に合う“ごはんのお供”をリストアップ。本文で、上位十傑を紹介したい。

■今年の新米には注目ブランド

 秋の味覚の代表でもある新米は、南から順に収穫・出荷の時期を迎え、九州や四国などでは早くて8月、関東や東北では9月から店頭に並び始める。五ツ星お米マイスターの資格を持つ『米専門店スズノブ』代表の西島豊造氏は、その魅力を次のように語る。

「お米のツヤと香りを楽しめるのが、新米の魅力。しみじみと、お米のおいしさを感じられるので、ごはんのお供を片手に味わうにはもってこいと言えます」

 また、今年の新米には、注目ブランドがあるという。

「2022年『米の食味ランキング』(日本穀物検定協会)の“参考品種”部門で、特Aを獲得した、秋田県の新ブランド『サキホコレ』が、今秋に本格販売を始めます。他にも、絶品の新米がたくさんあるので、要チェックです」(前同)

 では、いよいよランキングの発表だ。極上の米と最強タッグを組む、ご当地料理は、どれだ!?

■米の甘みを最大限に引き立てるサケフレーク

 まず、第10位はサケフレーク(北海道)。北海道近海では、産卵に戻ってきた「秋シャケ」の漁獲が9月から始まる。その身を使ったフレークは絶品だと、北海道出身の西島氏は言う。

「道民にとって、シャケは秋のごちそう。真っ白なごはんに、赤い身がちょこんとのった姿なんて、垂涎ものです。特に、秋シャケのうま味が詰まった荒ほぐしは、米の甘みを最大限に引き立ててくれます」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5