坂上忍、日テレ『イッテQ』絶賛!フジ『どうぶつ王国』自画自賛!「本気に勝るものはない」「出る側がビビってちゃダメ」テレビの金言連発で“打ち切り”『ポップUP!』に響きまくり批判の画像
坂上忍

 9月13日配信の『文春オンライン』に、俳優の坂上忍(55)のインタビュー記事が掲載。愛煙家の坂上が秋田県のタバコ農園で農業体験をした話からスタートしたものの、徐々にテレビ業界の話題へとシフト。約半世紀を芸能界で過ごした坂上の金言が、「あの番組」にも痛烈に突き刺さっていたという。

「坂上さんは、今年4月1日で8年間続いた『バイキングMORE』(フジテレビ系)が終了してからは、テレビの仕事を減らして昔からの夢だった動物愛護の事業を本格化させていることで知られていますが、50年近くテレビで活躍してきた経験から“テレビの世界で確立した自身のスタンス”の話をする際、まず“好きな番組”について言及しました」(専門誌記者)

 坂上はドラマもバラエティも根本の部分では「結局、本気に勝るものはない」とコメント。

 そして、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)と18年から続く自身の冠番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)の2つの名前を挙げたのだ。

■「本気」は数字に反映される

《例えば『イッテQ!』とか、あれは信じられないようなロケ時間を使って本気で作っているから評価を得たんじゃないかなって。また僕がやっている『坂上どうぶつ王国』もしかり、あれは最初から僕が本気で動物保護ハウスを作ることありきでスタートしているんです。『バイキング』が終わって、その労力を『坂上どうぶつ王国』で払えるようになって本気が映せるようになってくると、やっぱり数字って反応するんですよね》

 とコメント。自分が子役時代に厳しくも「本気」の熱意を感じたことを例に《本気は人の心を動かすと信じたいし、その理想論はなくしちゃいけない》としつつも《戦う気持ちも捨ててはダメ》《姿勢や感情って動いていると人の目に止ることが多いし、それが縁で全然関係ないところと繋がったりもしますからね》

 と語った。

「『イッテQ』は、苦労して撮影したVTRも“みやぞんのスペインの闘牛ロケが23日間撮影してオンエア23分=1日1分”“普段はスタジオMCのウッチャンナンチャン内村光良(58)が参加するスペシャルな企画も、通常回の1コーナーで終わる”と一切忖度がない。

 18年に『FLASHダイアモンド』(光文社)が報じた『各局別バラエティ番組の制作費50』によれば、『イッテQ』の製作費は《プライム枠(午後7時〜11時)でも2000万円超は珍しい緊縮予算のご時世に、破格の3000万円》ということで、他局も含めて1位でした。

 キャストも果敢にいろいろなことに挑戦しているし、こうした“本気”が視聴者に伝わる、という坂上さんの指摘は間違いないでしょうね」(前同)

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