あの「視聴率男」の作品が、本格的な連ドラとして帰ってくる。
２０年と２１年に、フジテレビ新春２夜連続ドラマとして放送され、人気を博していた木村拓哉（４９）主演の『教場』が満を持して連ドラ化される、と９月１３日に『週刊女性ＰＲＩＭＥ』が報じたのだ。
「警察学校を舞台にしたこの作品で木村さんが演じたのは、白髪に義眼で常に冷徹な表情を崩さない鬼教官の風間公親。従来の“カッコいいキムタク”を覆す衝撃的なビジュアルや、ハイクオリティなミステリー要素から、２０年版も２１年版も人気を博してきました。
連ドラ化にあたっての枠は、２３年４月クールの“月９”になるそうです。
木村さんといえば『ロングバケーション』や『ＨＥＲＯ』など、フジテレビの月９ドラマの印象が強いですが、１４年放送の『ＨＥＲＯ』を最後に、連ドラはＴＢＳやテレビ朝日などが多かった。実に９年ぶりのフジテレビの連ドラカムバックということになります。実はもっと早く連ドラ化する予定もあったそうですよ」（専門誌記者）
２１年９月１４日の『週刊女性ＰＲＩＭＥ』によると、フジテレビは２１年１０月～１２月に『教場０』を連ドラ化する案があったが、木村のスケジュールの都合で頓挫。『教場』の演出を手がける中江功氏は「いろいろな可能性のひとつとしてやろうとしていましたが、本格的には決まっていませんでしたよ」「できればやりたいですね」と取材に答えていた。
■草なぎもフジテレビへの帰還に成功
「来年のフジテレビでは、木村さんだけでなく、草なぎ剛さん（４８）も大仕事が控えている。ＳＭＡＰファンは注目しているでしょうね。実は、草なぎさんも、１月クールにフジでドラマに主演するんです。４月から『教場』がはじまる木村さんと入れ替わる形になりますね」（前同）
草なぎは、２３年１月クールのフジテレビで２０１５年の『銭の戦争』、１７年の『嘘の戦争』に続く「戦争シリーズ」の最新作（タイトル未定）に主演するのだ。
放送の時間帯と制作会社が、ＳＭＡＰの象徴と呼べる番組だった『ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ（スマスマ）』と同じ火曜２２時枠で、制作もカンテレだったことにもファンは歓喜。
《今回の連続ドラマでの主演のお話をいただいたとき、驚いたのと同時に、お世話になったカンテレさんとドラマのお仕事ができるので嬉しかったです。連続ドラマでの初主演がカンテレさんの『いいひと。』で、その作品から考えてもう８作品目。再び原点であり出発点に戻ってきました！》
と、草なぎはコメントしていた。
「フジテレビは『２７時間テレビ』や『スマスマ』を筆頭に、ＳＭＡＰのホームグラウンドのような局だっただけに、ＳＭＡＰの元メンバーが集まるような形になったのは感慨深いものがあります。また、わずかながら、木村さん、草なぎさん、中居さんらが再会する可能性があるのも注目です」（前同）
