■ダウンタウンが作った「お笑いコンビは不仲」
お笑いプロ関係者が話す。
「お笑いコンビといえば、舞台上や番組では息ピッタリですが、舞台を降りて楽屋に戻ればバラバラで、プライベートでは会わない、食事にも行かない、連絡先も知らないというのがこれまでのスタンダードでした。
実は、この流れを作ったのがダウンタウンさんだといいます。彼らがあまりにも突出して面白く偉大だったこともあり、後輩芸人の多くが“ダウンタウンみたいになるにはコンビ仲が悪くなければならない”や“コンビ仲が悪いほうがカッコいい”という意識になり、皆がそれを真似していき、スタンダードになっていったと」
しかし、そもそもダウンタウンの2人は小学校からの幼馴染で仲が良かった。売れてからは不仲な時期もあったというが、60代を前に今は再び仲良しコンビになっていることが見受けられる。
「だからこそ『ラフ&ミュージック』でも、番組を盛り上げるためでもありますが、松本さんが浜田さん生電話をしたということですよね。意図はしていないでしょうが、“お笑いコンビはプライベートではいっさい交わらない”という流れをダウンタウンさんが作ったにもかかわらず、そのスタンダードをぶち壊して相方に電話する、という展開になったわけですよね。
一方の浜田さんもしっかり携帯に“松本人志”と連絡先も登録していた。やはり仲良いですよね。そんな2人の生電話に出演者も大興奮でした。結局、第2夜に浜田さんが登場することはありませんでしたが、最後までワクワク感やソワソワ感があり、番組は盛り上がりました」(前同)
■ダウンタウン浜田は登場せず
浜田がフジテレビのスタジオに「来るのではないか」という期待はあったものの、第2夜に登場したのは浜田に扮したものまねタレントの山本高広(47)だった。
前出のお笑いプロ関係者は話す。
「実は、浜田さんが『ラフ&ミュージック』に登場しなかったのは、かねてから疑惑が浮上していた“フジテレビ大嫌い説”が原因ではないか、と関係者の間では言われています」