浅野忠信「芸能界のNG」「俳優独立問題」にギリギリ発言「ここに俺は入れねえんだな」「もうちょっとフェアになんねえかな」の画像
浅野忠信、村上淳、オダギリジョー(※画像は映画『ガリレオ 沈黙のパレード』の公式ツイッター『@galileo_movie』より)

 9月18日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)では、同世代の俳優である村上淳(49)、オダギリジョー(46)、浅野忠信(48)の3人が出演。仕事やプライベートなど幅広く語り合った。

 最近では『24時間テレビ』(日本テレビ系)のスペシャルドラマ『無言館』に主演した浅野だが、今回は村上と浅野の発言に関心が多く寄せられた。

「村上さんには村上虹郎(むらかみ・にじろう)さん(25)、浅野さんには佐藤緋美(さとう・ひみ)さん(22)と、それぞれ役者として活躍している息子がいます。淳さんは緋美さんと共演したことがあるほか、虹郎さんとも親子共演を果たしており、その話題になったんです」(女性誌記者)

 村上親子は14年の映画『2つ目の窓』と18年の映画『銃』で共演を果たしている。浅野はまだ親子共演をしていないので「俺はやったことないからあれだけど。ねえ?」と興味津々に尋ねたところ、『銃』のラストシーンについて村上が言及。当時の虹郎の様子に「遠くから見てもその役に仕上がっている」「いい追い込み方してるな」と感心した村上だったが、

「僕が助手席乗って彼は後ろ乗って一言も口を利かずに現場に入った。で、テストが始まって彼が電車に座ってて僕が電車からがさつに入ってきて横にドスッと座るってシーンで、ふって横見たら息子の顔になっちゃってる」

 という出来事があったと明かした。

■息子と共演NGになってしまった

「今ちょっと顔が、せっかく自分が追い込んで醸し出してるものが今ちょっと戻ったから、気を付けた方がいいよ」

 と、村上がアドバイスをするとすぐに虹郎が「役者の顔」に戻ったという非常にいいエピソードを披露。オダギリ、浅野も感心していたものの、

「ただ今は、事務所が同じじゃないですか。マネジャーづてに聞くと、向こうが共演NGにしてるみたい」と、子から父に共演NGを出されていることを、苦笑しながら村上が報告し、オチをつけた。

 もっとも、村上親子が不仲ということではなく、8月7日のラジオ『UR LIFESTYLE COLLEGE』(J-WAVE)では、虹郎について「向こうが仕事で悩みがあるとき、選択肢がありすぎて困っているときはメッセージの頻度が上がります」「僕の出演作とかお芝居にものすごくダメ出ししてきます」と、淳が楽しげに話していたこともあった。純粋に「どうしても親子の雰囲気になってしまう」という理由でNGを出しているのかもしれない。

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