■浅野が昨今の俳優独立が相次いでいる件について言及

「CM明けでは、オダギリさんが最近は俳優が事務所から独立することが多い件について“やりやすくなるか?”を浅野さんに尋ねました。浅野さんは、21年末に元は父親が自分のために立ち上げた事務所から独立したことで知られていますが、ここの話がなかなかに生々しく、話題になっていますね」(前出の女性誌記者)

 浅野の父親でもある、当時の所属事務所の社長が大麻や覚せい剤絡みの案件で4度逮捕されていることから「俺の場合は複雑すぎて、親父が捕まったから解散せざるを得なかった」としつつも、もともとは個人事務所として立ち上げた事務所だったため、独立後の現在も自身の環境は「それほど変わらないかな」とコメント。

■個人の独立については肯定的なニュアンスの浅野

 一方で、浅野は、昨今の俳優の事務所独立事情については「窮屈に思ってる人が結構いるのかもしれない」と分析し、

「確かにアメリカもすごい複雑だけど、もうちょっと向こうの方が何かちゃんと役者単体で見てくれてるような気がするから、それはうらやましいなっていうかね」

「どうしても大きい事務所があって、いろんな力関係で物事が動いてると“ここに俺入れねえんだな”とかそれはやっぱり何か、もうちょっとフェアになんねえかなとかって思うときあるから」

 と、率直すぎる感想を述べた。

 これに村上は「令和っぽい感覚」、オダギリも「独立というか個人でやっていくのが当たり前の時代なんだろうなとは思うんですけど」と頷く様子も見せていた。政治や忖度、お金など課題は多いが、それでも独立は増えていくだろう、という見解だった。

「大手事務所の俳優は “本人は出演にノリノリだったが事務所が止めた”“事務所の方針で自分はやりたくない役をやらされた” といった報道が出ることも珍しくないですからね。実力が備わって、仕事を自由に選べる立場になった俳優が自由にのびのびとやりたいと考えるのは、自然なことです。こうした独立については、浅野さんが非常に面白い提案をしていましたね」(前同)

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