いよいよ佳境の小栗旬(39)主演、三谷幸喜脚本のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。
9月25日放送の37話、『オンベレブンビンバ』では、北条家の来たるべき対立の前に、かつての平和な日々の団らんシーンが描かれた。執権・北条時政(坂東彌十郎/66)が「オンベレブンビンバ」と、かつて大姫が教えてくれたおまじないの言葉「オンタラクソワカ」を間違って唱える朗らかな姿に、これから訪れる破滅を予感した視聴者も多かったと思われる。
その前の週、9月18日放送の第36話『武士の鑑』では、人気のキャラクターでもあった畠山重忠が迎えた最期を中川大志(24)が圧巻の迫力で熱演。瞬く間に話題をさらった。
「重忠は武勇と忠義で知られ、世間からの評判も高い御家人でしたが、執権・北条時政とりく(宮沢りえ/49)夫婦の暴走の結果、畠山一族を滅ぼそうとする動きとなり、北条義時(小栗旬)が納得しないまま戦が始まってしまったんです」(専門誌記者)
そして、鎌倉軍と望まない形で対立した重忠は、義時と一騎打ちに。馬上で切りあったのちに、最終的に重忠と義時の鬼気迫る表情での殴り合いとなった。魂のぶつかり合いとも呼べる壮絶な殴り合いを制したのは重忠だったが、義時にトドメは刺さず。戦は夕方に終わり、畠山は首を取られることになった。
「多くの視聴者が“大志ロス”に陥る、圧巻の名演技でした。
この回の放送後、9月20日に、中川さんは見た目も性格も対照的ながら、重忠と名コンビとしてやり取りを重ねてきた和田義盛役・横田栄司さん(50)とのツーショット写真を投稿していますが、こちらにも注目が集まりましたね」(前同)
中川は《気付けばいつも隣にいた人。大好きな人。》として、《畠山重忠という男に出逢えた事、彼の人生を生きれた事は、僕の誇りです》とつづっている。なお、このショットの撮影者は小栗だったようだ。
「横田さんといえば、肝機能障害と慢性疲労症候群の診断を受けたうえ、メンタルヘルスも不調と診断され、9月8日に10月29日~11月6日に紀伊国屋サザンシアターで上演される予定だった文学座の舞台『欲望という名の電車』を降板することが発表。心配の声が上がっていましたが、この中川さんとのショットは実にいい写真です。舞台といえば、中川さんも主演舞台を控えているんですよね」(前同)