赤楚衛二と町田啓太『チェリまほ』ブレイク2人の強烈明暗夏ドラマ!『石子と羽男』で評価爆上げの一方『テッパチ!』主演の大爆死はなぜ起きた?の画像
※画像はTBS『石子と羽男』、フジテレビ『テッパチ』それぞれの公式サイトより

 7月期放送の夏ドラマは、多くのドラマが視聴率5%以下の瀕死状態に陥るという、厳しい結果を迎えてしまった。そんな中、同じドラマで注目を浴びた2人のイケメン俳優が、評価において大きく明暗が分かれてしまったようだ。

 評価を上げた俳優は、有村架純(29)と中村倫也(35)がダブル主演した金曜ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系)で、大庭蒼生を演じた赤楚衛二(28)だ。大庭は、真面目かつ不器用で面白みはないが、まっすぐで心優しい性格で、石子と羽男のサポートすることに。

 放送当初、大庭は、これまで赤楚が演じてきた、人懐っこいワンコ系男子キャラのイメージだった。キラキラした瞳で年上のヒロイン・石子に想いを寄せていたが、ドラマの終盤、トラブルに巻き込まれたり、家族問題が浮上すると、赤楚は大庭が闇落ちしたような、陰の部分を巧みに表現した。

 特に評価が急上昇したのが、大庭が放火事件の犯人として逮捕された第9話で、ツイッター上で「ふだんあんだけカワイイのに、一気に悪人顔になれる赤楚衛二はスゴい」「張りつめた緊張感と不安定な揺らぎがゾクゾク伝わってきたし、どんどん光を失っていく、大庭の瞳に引き込まれた」など、瞳が演技が称賛されていた。

 逆に、残念な結果となったのが『テッパチ!』(フジテレビ系)で主人公・国生宙(ひろし)を演じた、劇団EXILE町田啓太(32)だ。宙は高校時代はラグビー部のエースだったが、ケガをして引退。卒業後は定職に就かず、その日暮らしの生活を送っていたところ、陸上自衛隊の道に誘われる。

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