「週刊文春VSジャニーズ」“終わりなき戦争”の最大被害者は「井ノ原快彦」!?玉山鉄二、西野七瀬…超豪華WOWOWドラマで起きている「不幸な事象」!の画像
井ノ原快彦

 元V6井ノ原快彦(46)が主演を務めるドラマ『連続ドラマW シャイロックの子供たち』(WOWOW)が10月9日よりスタートする。

半沢直樹』や『下町ロケット』(ともにTBS系)などで知られる池井戸潤氏(59)の同名小説をドラマ化する本作は、とある銀行の支店で発生した“現金紛失事件”に端を発する行員の失踪とその裏にある不正を描く群像劇。

 井ノ原が主演を務め、元乃木坂46西野七瀬(28)、NEWS加藤シゲアキ(35)、玉山鉄二(42)、萩原聖人(51)、三浦貴大(36)、早見あかり(27)などの豪華俳優陣が脇を固める。

「池井戸氏の原作小説のドラマ化ということもあり、かなり気合いの入ったキャスティングですよね。ただ、このドラマを巡って、『ジャニーズ事務所vs週刊文春』の対立構造があらためて顕在化してしまったんです。

 池井戸氏の原作小説の単行本は文藝春秋から出版されていて、その後、文春文庫から文庫化されています。通常、ドラマ化や映画化に合わせて、主演俳優の顔写真やドラマのヴィジュアルイメージを使って新たに帯を制作し、単行本や文庫本の帯を巻き直したりするものなんですが、『シャイロックの子供たち』ではそれがされなかったんです」(制作会社関係者)

■「文藝春秋の売り上げには貢献したくない」のスタンス!?

 小説やエッセイ、漫画などの映像化が決まった際には、主演俳優のバストアップ写真にコメント、また、映像作品の出演者が集結した写真などを使った新帯を巻き直すことが多いというわけだ。

「そのほうが原作の売り上げアップにつながり、かつ、映像作品のPR、宣伝にもつながりますからね。

 ただ、ドラマ『シャイロックの子供たち』では、どうやらそれがNGになってしまったそうなんです。ジャニーズ事務所は自社のタレントのスクープを連発する『週刊文春』(文藝春秋)を憎んでいますからね……」(前同)

『シャイロックの子供たち』には、井ノ原とNEWS加藤というジャニーズタレント2人が出演するが――。

「ドラマには出演するものの、文藝春秋の売り上げには貢献したくない、というスタンスなのかもしれません。特にメリー喜多川氏(享年93)の存命時には、ジャニーズ事務所と『週刊文春』は激しく対立していましたからね」(同)

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