日テレ『イッテQ』を潰す!千鳥とかまいたちのフジ『千鳥の鬼レンチャン』最終兵器「ロッチ中岡VSもっと木山VS細シャ」日曜夜の仁義なきバトルの行方の画像
『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)公式ツイッター『@oni_renchan』より

 日本テレビが誇る人気コンテンツ『世界の果てまでイッテQ!』。常に高視聴率を維持し続けており、9月26日放送回でも同時間帯でトップのコア視聴率7.2%を記録したが、ここに来て強力なライバル番組が頭角を現しつつあるという。

「フジテレビの『千鳥の鬼レンチャン』です。とりわけ、9月26日放送回ではMr.シャチホコさん(29)扮する“もっと木山”と、“本家”の歌手・木山裕策さん(53)がシャチホコさんに負けたことで改名させられた不名誉な“細シャ(細いシャチホコ)”との『第二次木山抗争』で大盛り上がりでしたね。

 新聞のラテ欄でも『もっと木山VS細シャ』と大々的に記載されていて、すでに国民的な認知を獲得していることがわかります」(専門誌記者)

 この日、放送されたのは名曲のサビだけを一音たりとも外すことなく10曲連続で歌い切れたら賞金を獲得する『サビだけカラオケ』。“もっと木山”と銘打たれているにもかかわらず、シャチホコは「木山を温存する」と言い出し、和田アキ子(72)、加山雄三(85)、浜田省吾(69)、Mr.Children桜井和寿(52)にそれぞれ扮して歌を披露。

「空前の木山バブルを生みだしたことによって、僕以外にも第3・第4の木山が出はじめているらしいんですよ」

 とシャチホコが話し、番組スタッフ、新沢としひこ、ノブの実兄の”とも兄”ら「スキンヘッドで木山っぽい人」が紹介される小ネタもあった。

 しかし、シャチホコは5曲目で失敗。

 濱家隆一(38)が「細シャが木山を取り戻したら、シャチホコさんも変えてもらわないと」と提案しとりあえず「Mr.シャチホコ」に戻った。

 その後、挑戦した木山はシャチホコ超えの5レンチャンを達成。これで、木山の名を取り戻したはずだが、スタッフの提案でシャチホコの最高記録である8レンチャン超えに挑戦することになり、「いったん”木山”は空位にしましょう」「誰も文句言えない木山を手に入れる」と木山も快諾したことで、木山チャレンジは大きな動きを見せた。

■木山の挑戦はまだまだ続きそう

「もはや、どう考えても意味不明の展開なのですが、見ていておもしろすぎる。木山さんの誠実な人柄がとにかくイイし、制作サイドの力も大きい。収録の日、フジの受付でも、楽屋の名前の貼り出しまで、木山裕策ではなく“細シャ”にしていたということで、スタジオの千鳥とかまいたちから爆笑とツッコミを引き出していましたからね。

 最終的には、9曲目ポルノグラフィティの『アゲハ蝶』をクリアできず、鬼レンチャンを達成できなかった細シャさんは”木山の名前が戻ってくるかはスタジオの皆さんに委ねたい”としたんですが、”8曲目のコブクロの『未来』を歌った際に、歌に集中しすぎて前かがみになりすぎ、カメラのフレームから外れて画面に映っていなかった”というのを”審議””歌ってなかった”とノブや濱家さんらにケチを付けられ、最終的に細魚という新称号になって、木山の妻と4人の息子を含めた家族で相談して、読みを“ほそぎょ”にするか“さより”にするか投票して決めてもらおう……というオチが付きました」(前同)

《細シャから名無しから細魚さよりって笑った木山さんいじられまくり笑笑》《「木山は空位」「細くなりすぎてシャツ落ちる」「釣りには丁度いい、ブラックバス」「木山カルテット」「細魚」 なんでこんなに面白いワードぽんぽん出てくるのwwwwwwwwwwwwww まじで笑い死んだ面白かった》《細シャが細魚になって木山が誰もいないの草》

 と大盛況だった。

木山裕策(@kiyamayusaku)

 歌もさることながら、千鳥かまいたちのワードセンスも相変わらず冴えわたっていた。

 木山はスキンヘッドで、8曲目コブクロの『未来』を歌う際は高音をブレずに出すためにカメラを無視して前かがみの姿勢をとったため、画面下で頭がピョコピョコと映るような構図になってしまった件をノブ(42)が「ブラックバスが食いついた?」、山内健司(41)が「釣りとして完璧でしたよね」と絶妙なたとえツッコミを披露。これにより「細シャ」「魚」「ブラックバス」という単語から生まれたワードが「細魚」だったのだ。

「実はこの『千鳥の鬼レンチャン』は、現在のフジテレビの超キラーコンテンツで、小中学生にも圧倒的人気となっているんです。今回の放送も、世帯視聴率では『イッテQ』が勝ってはいたものの、コア視聴率は4.7%という驚くべき数字。層が被っていると思われる『イッテQ』の強力なライバルで、うかうかしていられません。

 この『鬼レンチャン』が放送されていたウラ、9月26日放送の『イッテQ』は、若い世代に人気のロッチ中岡創一さん(44)によるQTube企画がメインとなりましたが、これについて、非常に因縁を感じさせる出来事がありました」(前同)

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