オダギリジョー演出・脚本・編集のNHK『オリバーな犬』で朝ドラ『カムカムエヴリバディ』匂わせ!マニアックすぎる演出で悪夢の「死神伝説」完全終了の画像
オダギリジョー

 9月20日から3週連続で放送されている、NHKドラマ10『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』のシーズン2で、演出、脚本、編集を手がけ、自らも警察犬のオリバー役で出演している、オダギリジョー(46)の挑戦的なドラマ作りが高い評価を集めているようだ。

 同ドラマは、豪華な俳優陣が個性豊かなキャラクターを演じて話題になった、21年9月放送の前シリーズ(全3話)の続編。鑑識課警察犬係のハンドラー(犬の調教、任務遂行を支援する人)・青葉一平(池松壮亮/32)が、ぐうたらで慢性鼻炎な相棒の警察犬・オリバーとともに、不可解な事件を解決していく物語。

 青葉と視聴者にだけオリバーが“おじさん”に見えるという設定で、ヤクザと半グレの抗争事件と、11年前の北條かすみ(玉城ティナ/24)失踪の謎が絡み合っていく。事件が解決したと思われた直後、ヤクザの若頭・龍門(松重豊/59)が何者かに毒殺されたのだが、シーズン2はその10日後から始まる。

 9月20日放送の第4話では、北條かすみの葬儀に幼なじみのあやめ(浜辺美波/22)がやって来て、かすみの事件を追っているフリーの記者・溝口(永瀬正敏/56)に接触。かすみが亡くなる数日前、送信者に身に覚えがないが、彼女からだと分かるダイレクトメールが来たと明かす。

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