「電通」“勘違い騒動”テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』が玉川徹氏を切れない「深い理由」!「還暦間際」の“黒ポルシェ”上級コメンテーターの「10日間謹慎で復帰」には大ブーイング!!の画像
(左から)羽鳥慎一、玉川徹氏 ※画像は『徹子の部屋』の公式サイトより

 テレビ朝日は10月4日、朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でコメンテーターを務める同局員の玉川徹氏に、同日付で謹慎処分(出勤停止10日間)を下したと発表した。

 玉川氏は9月28日の同番組に出演した際、菅義偉前首相(73)が同27日の安倍晋三元首相(享年67)の国葬で読んだ弔辞について以下のように発言。

「僕は演出側の人間としてテレビのディレクターをやってきましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図が匂わないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」

 しかし、翌日の同番組では、「この発言は事実ではありませんでした。さらに、電通はまったく関わっていないということがわかりました」と事実誤認による発言だったことを認め、「関係者のみなさま、それから視聴者のみなさまに、訂正して謝罪いたします。申し訳ございませんでした」と謝罪していた。

■テレ朝社長も「誠に遺憾」と謝罪

 テレビ朝日は玉川氏に謹慎処分を、報道局情報番組センター長と『モーニングショー』を担当する報道局情報番組センターCPをけん責処分としたと発表。

「2022年9月28日『羽鳥慎一モーニングショー』で事実に基づかない発言を行い、その結果、番組及び会社の信用を傷つけ、損害を与えたことによる処分である。また、その管理監督責任を問うものである」と説明した。

 篠塚浩社長はこの日の定例会見で「事実に基づかない発言を行い、番組及び会社の信用を傷つけ損害を与えたことによる処分。誠に遺憾と思う」とコメント。玉川氏については、謹慎期間を終えたあとに番組に復帰する予定だとした。

「玉川氏はこれまでもたびたび“舌禍事件”を起こし、炎上してきました。ただ、今回の発言は事実に全く基づかないもので、テレ朝としても処分せざるを得ないほどの事態だったのでしょう」(制作会社関係者)

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