TBSの報道番組『news23』が2023年3月をもって終了する可能性があると、10月4日配信の『東スポWeb』が報じた。
記事によると、メインキャスターの小川彩佳(37)の卒業は以前から内定していたものの、番組自体を終了させて新たな報道番組の開始を検討しているという。
『news23』については、キャスターを務める国山ハセンアナウンサー(31)が9月30日の生放送で、年内いっぱいでTBSを退社すること発表するなど“不穏な動き”もみられた。
放送でもお伝えしましたが、年内いっぱいでTBSテレビを退社する事となりました。詳細はまたご報告しますが、来年からアナウンサー職ではなく、また新たな環境で精進致します。
— 国山ハセン (@hasenkuniyama) September 30, 2022
残り3ヶ月ではありますが、news23で一生懸命ニュースを伝えていきます、どうぞ引き続き宜しくお願い致します。
『東スポWeb』によると、小川の卒業は既定路線で、当初は今年10月の改編期を予定していたという。しかし7月の参院選、そして安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件の対応に追われ、続投することになったようだ。
日本を代表するジャーナリストである筑紫哲也氏(享年73)をメインキャスターに迎え、1989年10月にスタートした『news23』(当時は『筑紫哲也 NEWS23』)は「報道のTBS」の顔とも言える番組だ。しかし、ここ数年の視聴率は低空飛行が続いていたこともあり、たびたびリニューアルや打ち切り話が報じられていた。
「昨年8月末にハセンアナが加入したほか、オープニングに人気アニメーション監督の新海誠氏(49)を起用し、テーマ曲も変更。番組のTikTokアカウントを立ち上げるなどZ世代を意識した大幅リニューアルを敢行しましたが、それも奏功しなかったということではないでしょうか」(制作会社関係者)