村本大輔(ウーマンラッシュアワー)
村本大輔(ウーマンラッシュアワー)

 10月11日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』に野沢直子(59)が出演。1991年に渡米した理由について語った。

 野沢は叔父である声優の野沢那智(72没)の紹介で吉本興業に所属。当時は吉本が東京に進出したばかりのタイミングで、野沢は東京吉本の初の女性芸人となった。

 デビューして3か月目には、レギュラー番組を獲得。1年目でレギュラー3本を抱え、芸歴3年で『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーと、瞬く間に人気者になった。

 VTRで出演した演出家のテリー伊藤(72)は「野沢は垢抜けていた」「大物の人たちの顔色を見ない」といい、ビートたけし(75)に対しても、「野沢直子は萎縮しなかった。飄々として、私は私、そういところが魅力」だと証言した。

その後、野沢は1988年から、ダウンタウンウッチャンナンチャン清水ミチコ(62)と一緒に伝説のコント番組『夢で逢えたら』(フジテレビ系)に出演した。しかし、1991年に番組を降板。

 野沢は「他の5人が全員面白くて、自分だけそうでもない。みんなの足をひっぱりたくない、と毎回思った」といい、あっという間に売れてしまったが自分には引き出しがないことに苦悩。どこかで修行してみたい、という思いからニューヨーク行きを決断した。

 事務所には「1年で帰ります」と嘘をつき渡米。現在はアメリカを拠点にし、タトゥーを入れて髪を派手に染めた自由奔放な姿で活動。1年に1回日本に帰り“出稼ぎ”するというスタイルを続けている。

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