キンプリ・高橋海人『ボーイフレンド降臨!』で本領発揮、弟キャラに隠された“実は強引な男っぽさ”が田中みな実に桜井ユキ…30代女性を撃ち抜くどストライクドラマの画像
※画像はテレビ朝日『ボーイフレンド降臨!』公式サイトより

 King&Prince高橋海人(23)主演の『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)が、9月15日にスタートする。人生に行き詰まりを感じている2人の女性が、12歳年下の記憶を失った謎の青年に出会うことで始まる、三角関係の恋模様を描く。脚本はラブコメディの名手、田辺茂範氏によるオリジナル脚本となり、高橋海人にとって初の単独主演ドラマ、ラブコメディ初挑戦となる。

■みんなのボーイフレンド・高橋海人が降臨!

 高橋海人が“ボーイフレンド”になるという。そんな夢のようなドラマがあっていいのか? というのが最初に感じたことだった。この“ボーイフレンド”というのが極めて絶妙で、彼氏でもない、友だちでもない、弟でもない、だけど気になる存在。それを高橋が演じるというのだ。

 高橋はこれまで話題の作品に出演し、どれも人間味のある素晴らしい芝居を見せてくれた。とりわけ恋愛シーンでは、年上の女性との組み合わせに甘い記憶がある。『ブラック校則』(日本テレビ系)では、高校生でありながら国語教師に恋をしていたし、『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)では、大学生ながら姉の親友をずっと好きで告白していた。

 そして今回は、頑張ることに少し疲れた12歳年上の女性2人が相手になる。実際、高橋は2歳年上の姉がいるのだが、好きなタイプは仕事で疲れている人で、自分が癒してあげたいという、根っからの弟キャラだ。

 しかし、その恋愛観は実に男性的なことに驚く。駆け引きは得意でないからストレートにいくし、自分が女として見ていることを相手に自覚させるという。なんて強引なんだろう、基本的な部分は男っぽいのに、甘えたがりな激重彼氏なのを想像しただけでしんどくなる。そんな高橋が“ボーイフレンド”になると聞いたら、落ち着いていられるわけがないのだ。

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