食欲の秋ということで、全国旅行支援制度を使って各地の美味を食べに行きたい人も多いのでは? そこで今回は、有識者を集めて結成した「日本大衆メシ審議委員会(JTMC)」が、全国の最新B級グルメの中から上位十傑を紹介!
「安くてうまい庶民の味方で、かつ地元の人々に深く愛されている食べ物を、B級グルメと呼びます」と語るのは“B級グルメ”という言葉の発案者の一人で、元祖B級グルメライターとして知られる田沢竜次氏だ。
最終ページの表は、そんな“B級グルメ”の代表を都道府県ごとに1つずつ選んだものだ。本文では、そこから選出したトップ10を紹介したい。今回は特に、地元でも目新しいものを中心に選ばせてもらった。
■高知県の鍋焼きラーメン
まず、10位にランクインしたのは、温かい食べ物が恋しい季節にピッタリの鍋焼きラーメン(高知県)。文字通り、土鍋で作ったアツアツのラーメンだ。
本誌連載でもおなじみのフードジャーナリスト・はんつ遠藤氏が、こう解説する。
「かつて須崎市にあった『谷口食堂』が発祥。養鶏が盛んな地域なので、しょうゆベースの鶏ダシのスープで、具材は親鶏の肉、ちくわの輪切り、ネギなど。肉は硬めですが、麺と組み合わさると絶妙な食感です」
■喜多方のラーメンバーガー!
第9位は“ラーメンの聖地”喜多方が生んだラーメンバーガー(福島県)だ。
「焼き固めた円盤状の麺の間に、チャーシュー、ネギ、メンマ、ナルトなどの具材を挟んだ逸品です。喜多方ラーメンと同じ、地元産豚のチャーシューがナイスです」(フードブロガー)
当記事のモデルとして登場してくれたJTMC名誉会員(北海道代表)のグラビアアイドル・篠見星奈さんも興味津々に、こう語る。
「ビジュアルがSNSでバズりそう!
私も食べてみたいです」