ジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(40)が10月31日をもって電撃退所したことが明らかになった。グループ会社「ジャニーズアイランド」の社長も9月26日付で退任しており、後任は元V6の井ノ原快彦(46)が務めているという。
ジャニーズ事務所は、井ノ原が社長に就任した理由を以下のように説明。
<後任につきまして、ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしいという先代社長ジャニーの遺志に従い、井ノ原快彦に社長就任を依頼致しました。
井ノ原は12歳でジャニーズ事務所に入所いたしました。Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニーと多くの時間を過ごし、直接指導を受けております。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました。
(中略)プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております>
■“プレイングマネージャー”に妻・瀬戸朝香も理解
ジュリー氏からラブコールを受けたという井ノ原は「普段あんまり驚かないんですが、久しぶりに“えーっ!?”って言いました」と当時の心境を吐露。即答はせず、妻で女優の瀬戸朝香(45)との家族会議を経て、“プレイングマネージャー”としての立ち位置を説明したところ、背中を押してくれたようだ。
滝沢氏とも直接会って引き継ぎを行なったというが、退所の理由はあえて尋ねなかったという。井ノ原は「彼が辞めるということよりも、彼が始めて続けてきたことを僕は心から尊敬している」と称賛し、「“任せて!”と言ったら(滝沢氏は)“もちろんですよ”と言ってくれました」とやりとりを明かした。
さらに「今までタッキーがやっていたことを僕がやろうと思ったら無理。後輩やスタッフさんにもイチから教えてもらうつもりで。嵐にも“手を貸してくれよ”って、クッキーを持ってお願いしようかな」と笑いを交えつつ思いを新たにした。