お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(53)がMCを務める『スッキリ』(日本テレビ系)が2023年3月、17年の歴史に幕を下ろす――。
「開始当初は、狂犬というあだ名だった加藤さんに朝の情報番組のMCが務まるのか、と疑問視する人もいました。しかし『スッキリ』は人気番組に成長し、17年も続いたんです。一方で早々に終わってしまう番組は、あとからあとから生まれては消えていきます。
この10月の改編を経てスタートした新番組の中にも、あまりにも早いですが、“もう早々に終わるのでは”とささやかれている番組があります。それが『〜通しか知らない究極の一日〜熱狂!1/365日のマニアさん』(TBS系)なんです」(制作会社関係者)
『1/365日のマニアさん』はウエンツ瑛士(37)と東京03の飯塚悟志(49)がMCを務めるバラエティ番組。
作品やコレクションに精通した人を「マニアさん」と命名し、マニアさんたちが1年で最も熱狂する究極の1日に密着するという内容で、4月21日と8月16日にパイロット版が放送され、10月14日より金曜20時の枠でレギュラー番組としてスタートした。
11月18日の最新回では、からあげの聖地として知られる大分県中津に全国の名店10店舗が集結し、日本最大級のからあげフェスティバルに熱狂するマニアさんに密着した。
■ダウンタウン浜田の『オオカミ少年』も低空飛行
前出の制作会社関係者が続ける。
「TBSの金曜バラエティでは、ダウンタウンの浜田雅功さん(59)がMCを務める『オオカミ少年』も視聴率が振るっておらず、天下の浜田さんと言えどもこのまま続けていくのはなかなか厳しい感じになっている。最近は『オオカミ少年』や『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の2時間SPをやったり、パイロット番組をやったりと、TBSの金曜日は“お試し枠”になりつつあります。
そんな中、鳴り物入りでスタートした『1/365日のマニアさん』ですが、まったく視聴率が取れていないんです」